ロレックスリファレンスナンバーの調べ方【初めてでも安心!】

[PR]

ロレックスには機種ごとに「リファレンスナンバー」と呼ばれる型番が付けられています。
リファレンスナンバーを調べれば時計のモデル名や素材、仕様などがすぐに分かり、真贋確認の目安にもなります。
ロレックスを購入・売却する際、これらの情報は相場や価値の判断にも不可欠です。
本記事ではリファレンスナンバーの意味と調べ方について専門的に解説し、初心者にも安心して確認できる情報をお届けします。最新のモデルや仕様にも対応した内容です。

ロレックス リファレンスナンバー 調べ方徹底解説

リファレンスナンバーは、ロレックスが各モデルに割り当てる固有の型番です。時計名や外装仕様を示す数字とアルファベットで構成され、組み合わせによってケース素材やベゼル形状、搭載機能などがわかります。
たとえばリファレンスナンバー116610LNの場合、116610はサブマリーナ系のモデルを示し、LNは黒ベゼルかつ日付なしの仕様であることを表します。
以下ではリファレンスナンバーの基本的な意味や構造、どのような情報が読み取れるのかを詳しく解説します。

リファレンスナンバーとは?

リファレンスナンバーはロレックスが各モデルに付与する型番で、モデルを識別するために用いられます。時計内部に刻印されている製造固有のシリアルナンバーとは異なり、同じモデルには共通のリファレンスナンバーが与えられます。
リファレンスナンバーは通常、数桁の数字とアルファベットで構成され、数字部分でモデル系統を、アルファベットで素材やベゼルタイプ、細かな仕様を表します。以下では数字とアルファベットが具体的にどんな情報を示すのかを見ていきましょう。

数字とアルファベットが示す情報

ロレックスのリファレンスナンバーは先頭から数桁の数字でモデルを示し、その後にアルファベットで外装仕様を示します。例えば先頭が126のモデルは新型サブマリーナ、116は旧型サブマリーナを指します。アルファベットはLがベゼルの色や形、Nが日付なし(No Date)の仕様を示します。
アルファベットが付かない場合もあり、それぞれのモデルや年代によって表記ルールが変わる点にも注意が必要です。数字とアルファベットの並びを理解すればリファレンスナンバーから多くのモデル情報が得られるようになります。

リファレンスナンバーでわかるモデル情報

リファレンスナンバーで特定したモデル情報は、真贋判定や相場確認に役立ちます。例えば116610LNはサブマリーナの黒ベゼルモデル、126284RBRはダイヤ装飾付きのデイトナを示します。これにより正規カタログや販売店情報と照合でき、モデル名や発売時期、付属品の種類まで把握することができます。
リファレンスナンバーは保証書や時計本体の刻印で確認できるため、型番をもとに正確な市場相場を調べたり、売買時に必要な情報を共有したりすることが容易です。

ロレックスのリファレンスナンバーを確認する方法

リファレンスナンバーは保証書(ギャランティカード)や付属品に記載されており、基本的には保証書で確認するのが簡単です。購入時の保証書があれば型番が明記されている欄を探し、リファレンスナンバーを確認しましょう。一方、保証書が手元にない場合も、時計本体の刻印から確認できるモデルが多いので、以下で具体的な調べ方を見ていきます。

保証書(ギャランティカード)で確認する

新品で購入したロレックスには保証書(ギャランティカード)が付属しており、そこにリファレンスナンバーが記載されています。カードの裏面や下部に型番が印字されているので、まずはこの保証書を確認しましょう。
保証書には販売店名や購入日も記載されているため、併せてチェックすることで時計の履歴を把握でき、真偽判定の材料にもなります。

時計本体の刻印で確認する

保証書がない場合は時計本体に刻まれているリファレンスナンバーを確認します。多くのモデルでは文字盤12時側のラグ裏にリファレンスナンバーが刻印されており、ブレスレットを外さないと見えません。
刻印を確認するには専用工具でラグ部を慎重に確認します。ただし無理な力で外すと傷や防水性低下のリスクがあるので、自信がなければ時計店や正規サービスに依頼するのがおすすめです。

付属品・箱でモデル情報を確認する

付属品や箱にも型番情報が記載されている場合があります。説明書やタグ、ロレックスの化粧箱にはモデル番号の記載シールが貼られていることがあるので、これらをチェックすることで型番がわかることがあります。
ただし箱や書類だけでは正確性に欠ける場合があるため、可能であれば保証書や本体刻印と照合しましょう。

正規店・専門店で確認する

自身で確実に確認できない場合は専門家に頼る方法があります。正規販売店であればシステムで型番を照合してくれる場合もありますし、時計専門店では経験豊富なスタッフが目視で型番を特定できることがあります。
不明点があれば保証書や購入店の情報を添えて正規店に相談すると安心です。専門店なら無料相談を受け付けている場合もあり、正確なモデル確認につながります。

リファレンスナンバーとシリアルナンバーの違い

リファレンスナンバーとシリアルナンバーはともに識別用の番号ですが、その役割は異なります。前者はモデルを特定するために付与される型番であり、後者は製造された個体ごとに一意に割り当てられる番号です。ここでは両者の使い分けに役立つよう、それぞれの特徴と違いを比較します。

リファレンスナンバーの特徴

リファレンスナンバーはモデルの型番で、同じモデルであれば共通の番号が付けられます。複数の個体で共有される型番であるため、中古相場の比較や真贋の目安としても活用されます。また、新旧モデルでフォーマットが変化することがあるため、時代に応じたリファレンスナンバーのルールを把握しておくと便利です。

シリアルナンバーの特徴

シリアルナンバーは個体識別用の番号で、各時計ごとに固有です。同じモデルにも同じ番号は存在せず、製造された順に採番されます。そのため、時計の製造年や一連番号を推定する手掛かりになります。かつてはケース裏蓋や6時ラグに刻印されましたが、近年はインナーリングに移行しています。シリアルナンバーを参照すると、特定個体の履歴確認や真贋判定がしやすくなります。

リファレンスナンバーとシリアルナンバーの比較

以下の表は、リファレンスナンバーとシリアルナンバーの主な違いをまとめたものです。

比較項目 リファレンスナンバー シリアルナンバー
目的 モデルの識別 個体の識別
割り当て対象 同一モデル全体 各個体(時計ごと)
刻印場所 ケース12時側ラグ(刻印) 旧モデル:6時側ラグ、新モデル:インナーリング
文字形式 数字4~6桁+アルファベット0~3文字 数字4~8桁(年代で変化)
用途例 モデル特定、価格比較 製造年推定、個体履歴確認

表のようにリファレンスナンバーはモデルの識別に使われ、シリアルナンバーは個体識別用であることが一目でわかります。取引や真贋確認では両方の番号が重要ですが、用途が異なる点には注意が必要です。

リファレンスナンバー調査の注意点

リファレンスナンバーを調べる際には、いくつか注意点があります。不慣れな状態で時計を無理に分解すると傷がついたり、防水性能が損なわれたりする恐れがあります。また、市場には偽造品や改ざん品が存在するため、番号だけで判断しない慎重さが求められます。以下では、安全かつ正確にリファレンスナンバーを確認するためのポイントを解説します。

偽造・改ざんに注意

ロレックスでは偽造品対策も進んでいますが、リファレンスナンバーの偽造が完璧に防げるわけではありません。刻印の書体や位置が公式と異なる場合は注意が必要です。保証書と時計本体に記載のナンバーが一致しないときは要注意です。
刻印の深さや文字の形状、アルファベットのフォントをチェックしましょう。不自然に浅い刻印や書体の乱れが見られれば、専門家に相談することをおすすめします。

時計にダメージを与えない

刻印箇所は時計にとってデリケートな部分です。ブレスレットを無理に外したりするとラグに傷がついたり、防水パッキンを損傷させてしまうことがあります。最新モデルではベゼルを外さずともインナーリングでシリアルや型番を確認できるものもあります。作業には正しい工具と技術が必要なので、不安がある場合は専門店での確認を検討しましょう。

公式情報で最新を確認

ロレックスは定期的にモデルチェンジや仕様変更を行います。最新モデルについては公式サイトや正規カタログで情報収集し、リファレンスナンバーの表記が変更されていないか確認しておきましょう。インターネット上には古い情報や誤った情報も多いため、常に信頼性の高い情報源を参照する習慣が大切です。

  • 保証書や付属品に記載されたリファレンスナンバーと照合しましょう。
  • ブレスレットの取外しは専用工具で行い、無理な作業は避けましょう。
  • 公式サイトや正規情報で最新モデルを確認し、古い情報に頼らないよう注意しましょう。

まとめ

ロレックスのリファレンスナンバーは、時計のモデルや仕様を特定するうえで非常に重要な情報です。保証書や付属品、刻印を調べることで正確な型番がわかり、モデル名や素材、製造時期の情報を得ることができます。リファレンスナンバーとシリアルナンバーの違いを理解し、取扱いに注意しながら確認すれば、時計の価値判断や真贋判定がスムーズになります。
本記事で紹介した方法を参考に、初心者の方でも安心してリファレンスナンバーを調べることができるようになります。最新の情報源を確認しつつ、不安なときは専門家の意見を仰ぐことで、より確実にロレックスのモデル情報を把握していきましょう。

特集記事

TOP
CLOSE