デイトジャスト41のミントグリーンは、軽やかな色味と堂々たる41mmケースの存在感が調和した現在進行形の人気株です。
相場は2025年も堅調で、とくにステンレススティールのRef.126300と、ホワイトゴールド製フルーテッドベゼルを備えるRef.126334の需要が高止まりしています。
本記事では、最新の買取相場レンジ、直近の動き、同系モデルとの比較、売却ルートの選び方から高く売るテクニックまでを一気通貫で解説します。
公式定価やメンテナンス費の基礎データも押さえつつ、2025年の市場でいくらが妥当なのかを具体的に判断できる目を養いましょう。
目次
デイトジャスト41ミントグリーンの買取価格相場
まずはデイトジャスト41のうち、ミントグリーン文字盤が設定される代表的な2型の公式定価を確認し、そこから現在の買取相場レンジを読み解きます。
買取相場はコンディション、付属品の有無、ブレス種類、保証書日付、外装の微細な状態、研磨歴、さらには為替や小売側在庫などで変動します。
そのためレンジ表記で示し、個別例として実績値も交えてイメージを固めていきます。
| 型番 | 素材・仕様 | 文字盤 | 2025年 公式定価 |
|---|---|---|---|
| Ref.126300 | ステンレススティール スムースベゼル |
ミントグリーン | ¥1,244,100(税込) |
| Ref.126334 | ステンレススティール&18Kホワイトゴールド フルーテッドベゼル |
ミントグリーン | ¥1,602,700(税込) |
上記のように、フルーテッドベゼルのRef.126334は素材と意匠の分だけ定価が上がり、二次流通でも評価されやすい傾向です。
ブレスはオイスターとジュビリーで評価が分かれ、一般的にジュビリーはやや人気が高い場面が見受けられます。
最新の買取価格と相場推移
2025年8月時点の市場感を整理します。
公開レンジと実績値から、ミントグリーンを含む同型の現在地を推定できます。
| 型番 | 想定グレード | 直近の参考レンジ | メモ |
|---|---|---|---|
| Ref.126300 | 中古優良〜未使用に近い | ¥1,050,000〜¥1,220,000前後 | スレートやブルーの提示例が多く、ミントも人気色として同等〜やや上振れ傾向 |
| Ref.126334 | 中古優良〜未使用に近い | ¥1,600,000〜¥1,900,000前後 ダイヤ入りは〜¥2,000,000級 |
フルーテッド×WGベゼルとジュビリーの人気が強く、カラーや仕様で振れ幅 |
実績の具体例として、Ref.126300の買取実績が2025年8月4日に¥1,201,800で成立しています。
相場テーブルでもRef.126334の未使用相場感が約¥1,980,000まで上がっている旨の掲示があり、2025年夏はデイトジャスト41系が底堅く推移している局面です。
一方で、別店舗の公開レンジではRef.126300が¥1,050,000〜¥1,220,000、Ref.126334が無垢ベゼルやダイヤ仕様を含めて約¥1,600,000〜¥2,000,000の帯で確認できます。
ミントグリーンは近年評価が上がった人気色のため、同一仕様で他色より数万円〜十数万円の上振れが出ることもあります。
相場変動を示すグラフ分析
グラフ化すると2023年後半〜2024年の調整期を経て、2025年はジリ高のレンジを描く折れ線に近い推移となります。
上値の目安はRef.126334で未使用系が約¥1,900,000台、中古良品で¥1,700,000前後、Ref.126300は¥1,100,000台中心まで切り上がっているイメージです。
押し目は為替が円高方向に大きく振れた局面や主要スポットで在庫が厚くなったタイミングで出やすく、逆に円安基調や人気文字盤の一時的な品薄ではレンジ上限に近づきます。
季節性はボーナス期や旅行期に向けて小口需要が増え、売却も増えるため短期的に提示が動く傾向があります。
2025年夏は強含みの局面にあり、提示レンジの中央値が前年同時期より引き上がっているケースが散見されます。
各モデルの買取相場比較(デイトジャスト36など)
41mmと比較対象に挙がりやすいのが36mmです。
ミントグリーンは36mmにも設定があり、フルーテッドベゼル×WGのRef.126234などで相場評価が高い傾向です。
参考値と公式定価の関係を一覧化します。
| モデル | 型番 | 文字盤 | 2025年 公式定価 | 直近の参考買取レンジ |
|---|---|---|---|---|
| デイトジャスト41 | Ref.126300 | ミントグリーン | ¥1,244,100(税込) | ¥1,050,000〜¥1,220,000前後 |
| デイトジャスト41 | Ref.126334 | ミントグリーン | ¥1,602,700(税込) | ¥1,600,000〜¥1,900,000前後 |
| デイトジャスト36 | Ref.126200 | ミントグリーン | ¥1,135,200(税込) | 同仕様他色の提示から推定で〜¥1,200,000級 |
| デイトジャスト36 | Ref.126234 | ミントグリーン | ¥1,368,400(税込) | ¥1,500,000前後の提示例あり |
36mmはWGフルーテッド×ジュビリーなど評価の高い仕様だと公表レンジで41mmのSSスムースに肉薄する場面があります。
31mmやレディース系でもミントグリーンの提示例が見られ、素材構成に応じたレンジの住み分けが明瞭です。
デイトジャスト41ミントグリーンの魅力とは

デイトジャストは外装の完成度、クロノメーター級の実用精度、視認性、美観、耐久性という腕時計の本質的価値を高次元で統合した定番です。
ミントグリーンはその普遍性に爽快感を与え、41mmのサイズは現代的な装いにちょうどよく、オンオフを問わず手元を明るく彩ります。
デイトジャストの特徴と人気モデル
ねじ込み式リューズとねじ込み式裏蓋による堅牢防水、堅実なムーブメント設計、視認性の高いバーインデックスやローマン、アイコニックな日付表示とサイクロップレンズなどが特徴です。
41mmではスムースベゼルの端正さを好む層と、フルーテッドベゼルの華やぎを好む層に分かれます。
ジュビリーブレスの柔らかい光沢はドレス寄り、オイスターブレスはスポーティ寄りのキャラクターで、同じ文字盤でも印象が大きく変わります。
41mmサイズのメリット
ラグの落ち方が上品で、41mmでも着用感は適正。
スーツ袖口での収まり、カジュアルでの存在感、フォーマルの引き締めといったすべてのシーンで使い回しが利きます。
視認性はもちろん、写真映えや遠目の印象づけにも優れ、ミントグリーンの色出しが立体感を伴って映えます。
ミントグリーンのデザイン魅力
光の角度で可変するサンレイの艶と、淡い緑が持つクリーンな印象が調和します。
黒やネイビーのジャケットに差すと透明感が増し、白シャツと合わせれば爽快。
金属外装の冷たい質感と相まって、清潔感、若々しさ、軽やかさを兼ね備えた万能カラーです。
デイトジャスト41ミントグリーンの買取方法

売却チャネルは大別して店頭買取、宅配買取、出張買取の3つです。
利便性、査定スピード、提示金額、交渉余地、支払い手段などが異なるため、目的に応じて使い分けます。
専門店での査定・買取方法
専門店はロレックスの相場に精通し、在庫回転の計画が明確です。
型番、ブレス仕様、付属品、年式、状態を総合評価し、店舗在庫とオンライン需要を踏まえたレートを即時提示します。
複数店見積もりは必須で、同日同条件での比較がベストです。
宅配買取と店頭買取のメリット
- 宅配は自宅完結とスピードが利点です。付属品チェック表を事前に作り、減額要因を潰してから発送すると良いです。
- 店頭は対面交渉が可能で、その場のニーズ次第で上積みが狙える場面があります。即日現金化の安心感も強みです。
- 出張は点数が多い場合や高額帯に有効です。事前に概算レンジを確認し、当日の上限を握っておきましょう。
高価買取を実現する交渉術
- 同日相見積もりの提示で競争環境をつくる
- 保証書、箱、余りコマ、タグ、購入明細、整備記録をひとまとめに提示
- 研磨の有無と必要性は事前相談。安易な研磨は避け、現状優先で交渉
- ブレスの伸び、ガラスの線傷、夜光の焼けなど減点要素は先に自己申告
- 支払い方法と振込タイミングを明確化。即日現金はわずかな上積み材料になることも
デイトジャスト41の市場価値向上要因
価値は単なる希少性だけではなく、長期的な需要、ブランドの信頼、資産性、供給制約、為替、メンテの可用性など複合要因で形成されます。
需要の高まりとブランド力
ロレックスは国際需要が広く、日常使いできる耐久性とアフターサービス網が価値を下支えします。
デイトジャストはドレスとスポーツの中間に位置し、ビジネスとプライベートの双方で需要が尽きません。
最新モデルと定価の影響
定価は相場のアンカーとして機能し、リセールの見立てを左右します。
Ref.126334の定価がRef.126300より高いのは素材構成と意匠の差で、買取レンジもこれに連動しがちです。
人気の出た文字盤やブレス仕様は中古では即応的に評価へ反映されます。
人気カラー(ミントグリーン、ブルー等)の相場への影響
近年は爽色やニュアンスカラーが強く、ミントグリーンやブライトブルーが相場面でも堅調です。
同一の型番でも色とインデックス、ベゼルの組み合わせでレンジが開きます。
具体的にはRef.126334系のブルーやローマン、ダイヤ付きの提示が高い傾向で、ミントは入荷の少なさと需要が噛み合うとプレミア寄りの提示が出ます。
安心して売却するためのポイント

トラブル回避には書類と付属品の管理、信頼できる査定士の選定、事前のオンライン評価活用が重要です。
買取時の必要書類と付属品
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 保証書(記載日・名義・販売店情報)
- 箱、外箱、冊子、余りコマ、タグ、クロノメータータグ
- 購入レシートや見積書、オーバーホール明細
これらが揃うほど減額リスクが減り、レンジ上限寄りの提示を引き出しやすくなります。
信頼できる鑑定士の選び方
- 相場説明の透明性(同日の同仕様で比較し、なぜその金額かを言語化できる)
- 状態説明の具体性(研磨歴、有無、交換履歴の扱いを明示)
- 支払いとキャンセル規定の明瞭性(振込タイミング、手数料、返送時の送料)
- 当日上限の提示可否(責任者裁量での即決上積み余地)
オンライン評価の活用法
フォームやチャットで画像と情報を送り、概算レンジを複数社で取得します。
可能なら同条件・同時刻で照会し、最も高いレンジを基準に店頭交渉へ移行するのが効率的です。
公開している買取実績や相場表の更新日が新しいかも要チェックです。
デイトジャスト41ミントグリーンの将来性
ベース需要の厚さ、整備網、ブランドの継続性から、中期的な価値維持が見込みやすいカテゴリーです。
とくにRef.126334のようなアイコニックなフルーテッド×ジュビリーの組み合わせは、審美と資産性の両面で評価が安定しています。
今後の市場動向とその予測
為替の影響を受けやすい一方、国内外の来店需要や観光動線の回復が中古消費を押し上げる場面があります。
2025年はスポーツ系の一部が伸びる中で、デイトジャストも人気配分を維持し、色物や希少仕様の上振れが見込まれます。
収集・投資価値としての側面
定番ラインでの色違い集めや、同型でブレス違い、あるいは36mmと41mmのサイズ違いでの揃え方も魅力です。
資産性の観点では、付属完備、研磨歴少なめ、オリジナル性の高さが長期的な評価を支えます。
ロレックス全体のトレンドとデイトジャスト41の位置づけ
スポーツ、クラシック、ドレスの三すくみの中で、デイトジャストは最大公約数的な支持を得るレンジ。
同価格帯の他ブランドに対し、使い勝手と市場の厚みで依然優勢です。
まとめと次のステップ
最後に、売却検討者・購入検討者・コレクターそれぞれに向けて、実務で使える要点を簡潔に整理します。
買取を考える際の最終チェックリスト
- 型番、ブレス、文字盤、年式、保証書日付を正確に伝える
- 箱、保証書、余りコマ、タグ、整備記録を一括提示
- 同日相見積もりで競争環境を作る
- 研磨は原則回避し、必要時は事前相談
- 支払い条件と振込タイミングを確認してから承諾
購入を検討する際の参考ポイント
- 41mmは着用汎用性が高く、ミントグリーンの清潔感が万能に効く
- Ref.126300は実用重視、Ref.126334は華やぎと資産性のバランスが良い
- ジュビリーはドレス寄り、オイスターはスポーティ寄りで印象が変わる
- 付属完備、研磨少なめ、オリジナル性の高い個体を優先
コレクターにおすすめの情報源
- 信頼できる店舗の公開相場表や最新の買取実績
- 整備記録とオーナーズヒストリーの検証
- 為替のトレンドとシーズン需要の把握
| 内容 | 目安 | 相場への示唆 |
|---|---|---|
| 正規オーバーホール(デイトジャスト) | ¥71,500〜 | 整備明細の有無は査定でプラス材料。無理な外装仕上げは慎重に |
| 一般修理・部品交換 | 内容により増減。風防やリューズなどは別途 | 純正パーツの一貫性が重要。代替パーツは資産性低下要因 |
整備履歴は減額回避に役立つ一方、実施のタイミングや内容が評価に影響します。
売却直前に過剰な外装仕上げを行うより、現状の誠実な情報開示と複数店比較のほうが得策な場面は多いです。
- Ref.126300 ミントグリーンは約¥1,050,000〜¥1,220,000帯が目安。
- Ref.126334 ミントグリーンは約¥1,600,000〜¥1,900,000帯、仕様次第で〜¥2,000,000級。
- 36mmのRef.126234 ミントは約¥1,500,000前後の提示例が見られる。
- 未使用寄りやジュビリー人気、希少文字盤は上振れ要因。
提示は2025年8月時点の公開レンジや実績をもとに整理しています。
個体差・タイミングで前後します。
最後にもう一度、売却の戦略です。
同日相見積もり、付属完備、現状優先の開示、支払い条件の明確化。
この4点を押さえるだけで、デイトジャスト41 ミントグリーンの査定はレンジ上限へ寄せやすくなります。
落ち着いて、賢く進めていきましょう。
