ロレックス オイスターパーペチュアルの最新の買取価格を調査して判明した驚愕の真実!

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ロレックス

ロレックスのエントリーモデルとして知られる「オイスターパーペチュアル」の中古買取価格が、今驚くべき高騰を見せています。
かつては中古市場で50万円台程度とも言われたこのモデルですが、最新モデルでは定価を上回る価格が続出し、資産価値はスポーツモデルに匹敵するほどです。

なぜここまで高騰しているのか、その背景と最新相場を徹底解説します。
売却を検討している方も、購入を迷っている方も、この記事を読めばオイスターパーペチュアルの市場価値と今後の展望が丸ごとわかります。

目次

ロレックス オイスターパーペチュアルの買取価格の最新情報

最新のオイスターパーペチュアルの買取相場とは?

ロレックス オイスターパーペチュアル(OP)の中古買取相場は、2025年現在これまでにない高水準にあります。最新世代のモデルでは中古でも100万円超えが当たり前になり、人気カラーや未使用品に至っては150万~200万円前後で取引される例もあります。
特に2020年に登場した新作のカラフルなOPは需要が殺到し、発売当初からプレミア価格が付きました。中古市場では定価以上の提示が相次ぎ、「新品より高く売れるロレックス」として注目を集めています。
従来は“手頃な入門モデル”という印象でしたが、現在のOPは市場の常識を覆す高額モデルへと変貌を遂げたと言えるでしょう。

例えば最新型のオイスターパーペチュアル41mmモデルでは、ベーシックな黒や青のダイヤルでも中古で約80~100万円前後、人気のグリーンだと110万円超といった査定額が期待できます。
36mmモデルも負けておらず、一般的なシルバーや黒でも70~90万円程度、鮮やかなイエローやピンクといった明るい色になると100万~150万円の提示も珍しくありません。
小ぶりな31mm以下のレディースサイズでも、一部カラーでは100万円超の高値が付くケースが出ています。かつてはサイズが小さいほど相場が低めでしたが、現行OPに関してはサイズを問わず高評価傾向が強まっています。

各モデル(36mm, 41mm)ごとの人気買取価格

オイスターパーペチュアルは現行では主に36mm(Ref.126000)と41mm(Ref.124300/134300)の2サイズが人気です。
それぞれの代表的な買取価格の一例を紹介します。

モデル(サイズ) 代表的な中古買取相場 備考
オイスターパーペチュアル 41
(Ref.124300 他)
約90万~120万円 基本カラー(黒・青・銀)は90-110万円前後
オイスターパーペチュアル 36
(Ref.126000)
約80万~110万円 基本カラー(黒・青・銀)は70-90万円前後
オイスターパーペチュアル 34以下
(レディース全般)
約40万~80万円 ※特殊カラーは別途高額査定あり

※上記は一般的なカラーの場合の相場目です。希少カラーについては後述する通り例外的な高値になります。また状態や付属品の有無、年代によって価格は増減します。

41mmモデルは男性に人気が高く、基本的に36mmモデルよりも数万円程度高い査定傾向があります。ただし近年は36mmもユニセックスなサイズ感として見直されており、カラー次第では36mmの方が高額となるケースも見られます。
特に2020年以降の新作ダイヤルは36mmと41mmで共通する色も多いため、サイズ間の価格差は以前ほど大きくありません。

一方、34mm以下の小型モデル(レディースサイズ)は需要の面でやや劣る傾向があり、黒やシルバーなど落ち着いた色では50万円以下になる例もあります。
しかし鮮やかな限定色が採用されたモデルでは小径でも高額となり、一般的な相場観に当てはまらない状況です。

カラー別の買取価格推移(シルバー・グリーン・ブルーなど)

オイスターパーペチュアルの価値を語る上で鍵となるのがダイヤルカラーです。
2020年に登場したカラーバリエーション豊富なモデルチェンジ以降、色によって中古価格が明暗を分けるようになりました。以下に主なカラーごとの買取価格傾向と推移をまとめます。

ダイヤルカラー 現在の中古相場目安 解説
ターコイズブルー 約180万~220万円 最も人気の色。生産終了後さらに高騰し、一時は300万円近い取引例も。
コーラルレッド(オレンジ) 約150万~200万円 希少なオレンジ系。限定的な生産で中古価格も常に100万円超え。
イエロー 約130万~180万円 明るいイエロー。生産期間が短く、近年買取価格急上昇。
キャンディピンク 約140万~160万円 ピンク系は特に36mm以下で人気。若年層女性からの需要もあり高値安定。
グリーン(明るい緑) 約100万~130万円 ロレックス伝統の緑。常に人気があり、安定して100万円超の査定。
ブライトブルー 約90万~120万円 鮮やかな青。スポーツモデルに近い人気色で堅実な高値を維持。
シルバー 約80万~100万円 落ち着いた銀色。派手さはないが定番人気で、大きく値崩れしない。
ブラック 約70万~90万円 最もベーシックな黒。限定色に比べると控えめだが安定した需要がある。

上記のように、特に注目すべきはターコイズブルーです。いわゆる「ティファニーブルー」とも呼ばれるこの水色ダイヤルは、現行OPの中で突出した人気を誇り、生産終了後は実勢で200万円を優に超える個体も現れています。
同様にコーラルレッド(オレンジ)イエローといった明るい色も需要が高く、100万円台半ば~後半の買取価格が付くことがほとんどです。

一方で昔ながらのシルバーやブラックも堅調で、派手な色ほどの爆発力はないものの定価相当~やや上回る水準を維持しています。全体として、2020年以降に追加されたカラーは軒並み高騰し、古くからある定番色もつられて上昇した形です。
このカラーごとの価格差は、市場の需要動向に直結しており、今後もモデルチェンジや生産状況によって変化する可能性があります。

ロレックス オイスターパーペチュアルが買取で高評価な理由

ブランド価値とロレックスの市場での位置づけ

ロレックスは「時計の王者」と称されるほどブランド価値が高く、中古市場でも圧倒的な人気と信頼性を誇ります。オイスターパーペチュアルはロレックスのエントリーモデルですが、ブランドが持つステータス性や資産価値の高さは他モデルと共通です。

ロレックス全体で新品の供給が需要に追いつかず、常に品薄状態が続いていることも高額買取の背景にあります。正規店で定価購入が困難なため中古でも欲しいという層がおり、その結果買取価格も釣り上がります。
さらにロレックスは毎年のように定価改定(値上げ)を行っており、それに伴って中古の相場も上昇する傾向です。

以上のように、ロレックスというブランド自体の市場での位置づけが確固としていることが、OPが高評価を受ける根底にあります。

また、オイスターパーペチュアルはロレックスの基本コンセプトである「オイスターケース(防水ケース)」と「パーペチュアル機構(自動巻き)」を体現したモデルです。
派手な機能はなくともロレックスの真髄を備えた一本として評価が高く、「シンプル・イズ・ベスト」を好む時計愛好家から長年支持されてきました。こうした普遍的な魅力も、時代を超えて価値を保つ理由の一つでしょう。ブランド価値×実用性×希少性の三拍子が揃い、買取市場でも常に需要過多となっているのが現在のオイスターパーペチュアルなのです。

人気モデルとその特徴(レディースモデルは?)

近年のオイスターパーペチュアルで特に人気が高いモデルといえば、やはり2020年発表の新カラーモデルです。
41mmと36mmにラインナップされたターコイズブルーやコーラルレッドなどのビビッドカラーは瞬く間に話題となり、ロレックスファンのみならず一般層にも強い印象を残しました。
これらのモデルは発売直後から品薄で、中古価格が定価の2倍近くになるなど、一躍「プレミアムロレックス」の仲間入りを果たしました。
特にターコイズブルー(いわゆるティファニー色)は数あるロレックスの中でも異例の値上がりを見せ、「幻のオイスターパーペチュアル」とまで称されています。

その他の人気モデルとしては、ひとつ前の世代の39mmモデル(Ref.114300)も挙げられます。こちらはダークロジウムやレッドグレープ(紫色)といったシックな文字盤が特徴で、生産終了後にじわじわと評価が上がりました。現行ほどの派手さはありませんが、「通好みのOP」として中古市場では安定した需要があり、ダークロジウムダイヤルの個体であれば中古でも80~90万円前後の高値が付くこともあります。

レディースモデルについても触れておきましょう。
オイスターパーペチュアルは28mmや31mmといった小ぶりサイズも展開されており、これらは主に女性向けとされています。一般的に小径モデルは中古価格が抑えめになる傾向があり、例えば一世代前の31mmモデル(Ref.177200など)は30万~50万円台での取引が多く見られます。

しかし、新世代カラーの登場によりこの傾向も変化しました。
31mmのターコイズブルーやオレンジ、ピンクなどは男性コレクターにも注目され、サイズに関係なく100万円超の値が付く例が出ています。
つまりレディースサイズであっても、カラーやモデル次第で現在のOPは非常に高額査定となり得るのです。これもロレックスならではの現象と言えるでしょう。

古美術品としての価値と収集家との関係

ロレックス オイスターパーペチュアルは現行モデルの人気が際立っていますが、長い歴史を持つモデルだけにヴィンテージ市場でも一定の存在感があります。
例えば1950年代~60年代の古いオイスターパーペチュアル(いわゆるプレシジョンやデイト無しモデル)は、状態が良ければアンティーク時計としてコレクターが探し求めることもあります。
往年のモデルには独特の文字盤デザイン(例:王冠ロゴの大きさや書体の違いなど)があり、「古美術品」としての鑑賞価値が評価されるケースもあります。

もっとも、ロレックスのヴィンテージで投資的価値が語られるのは主にスポーツモデル(サブマリーナやデイトナ等)であり、オイスターパーペチュアルはどちらかと言えば実用時計という位置づけが強いです。
しかし最近のOP高騰現象は、そうした収集家の視線をベーシックモデルにも向けさせました。限定カラーのOPは将来「伝説のモデル」として語り継がれる可能性があり、ヴィンテージ化した際にはさらに付加価値が付くかもしれません。
事実、2020年モデルの一部カラーは既に生産終了となり「二度と手に入らない現行モデル」として扱われています。時計愛好家やコレクターとの関係性も深まりつつあり、オイスターパーペチュアルは実用品の枠を超えてコレクターズアイテムとしての地位を築き始めていると言えるでしょう。

オイスターパーペチュアルの買取方法と業者選び

自動査定から宅配買取まで、選べる買取方法

ロレックスを売却する際には、様々な買取方法から自分に合ったものを選ぶことができます。それぞれの特徴を把握しておきましょう。

  • 店頭買取: 直接店舗に持ち込んで査定を受け、その場で現金化できる方法です。即日で取引完了する安心感があります。
  • 宅配買取: 買取業者に連絡すると送られてくる専用キットに時計を入れて発送し、査定結果を待つ方法です。自宅から一歩も出ずに手続きが完了し、遠方の有名店にも依頼できます。
  • 出張買取: 業者のスタッフが自宅まで訪問して査定・買取してくれるサービスです。高額品でも自分で持ち運ぶ必要がなく、忙しい方にも便利です。
  • オンライン査定(自動査定): 最近はウェブサイト上で型番や状態を入力するとおおよその査定額が即時表示される「自動査定システム」を用意している業者もあります。また、スマホで写真を送るだけでAIが鑑定額を出すサービスや、LINEで手軽に査定依頼できるケースも増えています。

このように選択肢は豊富です。それぞれ、スピード重視なら店頭やオンライン、自宅で完結させたいなら宅配や出張など、メリットがあります。大切なのは、自身の希望に合った方法を選びつつ、信頼できる業者に依頼することです。

信頼できる専門店の見つけ方とポイント

ロレックスを高く買い取ってもらうには買取店選びが非常に重要です。以下に、安心して任せられる専門店を見極めるポイントをまとめました。

  • 実績と評判: ロレックス買取の豊富な実績があるか、口コミ評価が高いかをチェックしましょう。長年営業している専門店や、公式サイトで買取例を公表している業者は信頼度が高いです。
  • 相場情報の開示: ホームページに買取相場表や過去の買取価格実績を掲載している業者は、価格設定が明確で信頼できます。透明性のある店は査定額も適正と言えます。
  • 専門知識と査定力: ロレックス専門の鑑定士が在籍している店舗を選びましょう。知識が豊富なスタッフがいれば、限定モデルやレアな個体でも正当に評価してもらえます。
  • 古物商許可と加盟団体: 買取業者としての許可(古物商許可番号)を明示しているか確認しましょう。また業界団体に加盟している企業はコンプライアンスがしっかりしている傾向です。
  • 複数社で比較: 1社だけで決めず、できれば複数の専門店に査定を依頼しましょう。業者によって在庫状況や販売ルートが異なるため、提示額に差が出ることがあります。一括査定サービスを利用するのも手です。

こうしたポイントを踏まえて業者選びをすれば、「安く買いたたかれてしまった…」という失敗を避けられます。
大黒屋や質屋、時計専門店、ブランド買取店など選択肢は多いですが、最終的には自分が納得できる査定額と対応を提示してくれたお店にお願いすると良いでしょう。

店舗査定とオンライン査定の違い

昨今はオンラインで完結する取引も増えていますが、従来の店舗査定との違いを把握しておくことも大切です。
まず店舗査定では、目の前でプロが実物を確認するため細かなコンディションまで評価が及びます。その場で交渉も可能で、提示額に納得できれば即現金を受け取れる安心感があります。

一方オンライン査定では、事前に写真や情報を基に概算見積もりを出してもらえる利点があります。
複数社に同時に問い合わせて比較しやすい点もメリットです。ただし最終的な正式買取額は、時計が業者に届いて現物検品した後に確定するのが通常です。

オンライン査定は手軽ですが、実物を見ていない分だけ査定額は仮の数値と考えましょう。
送付後に状態次第で減額となるケースもゼロではありません。その点、店頭査定は減額リスクが低く、提示額=最終額である安心感があります。
とはいえ、優良店であればオンライン査定でも大幅な相違はなく、事前説明と最終結果が大きく食い違うことは避けてくれます。
結論として、確実性や即金性を求めるなら店舗、手軽さや比較検討を重視するならオンラインや宅配、と使い分けると良いでしょう。どちらにせよ信頼できる業者であることが大前提となります。

よくある質問を解決!オイスターパーペチュアルの買取

買取時に必要な付属品は?

ロレックスを売る際に用意すべき付属品としては、以下のようなものがあります。基本的には購入時についてきたもの一式が揃っているのが理想です。

  • 保証書(国際保証カード)
  • 専用ボックス(箱)
  • 取扱説明書・冊子類
  • タグ類(グリーンタグや赤タグ等)
  • コマ詰めした際の余りリンク
  • 購入時のレシートや修理明細(あれば)

これらが完備していれば付属品完品とみなされ、買取店側も次の販売がしやすくなるため査定アップにつながります。
特に保証書の有無は大きく、無い場合は減額となることが一般的です。ただし付属品が欠けていても買取自体は可能です。「箱や保証書を無くしてしまった…」という場合でも、買い手が付かないということはありません。ただ、その分評価額が多少下がることは認識しておきましょう。

キャンセル料について知っておきたいこと

査定を依頼したものの、提示額に納得がいかず売却をキャンセルしたい場合もあるでしょう。その際、キャンセル料は基本的に無料であるケースがほとんどです。
多くの大手買取業者では「査定だけでも大歓迎」「キャンセル料は一切いただきません」と明言しており、安心して見積もりを取れるよう配慮されています。宅配買取の場合でも、返送料も含めて無料対応のところが大半です。

ただし、ごく一部で出張査定の交通費を請求された例など特殊なケースも聞かれます。
事前に利用規約や問い合わせで確認しておくとより安心です。一般論としては、良心的な買取店であればキャンセルしても費用負担ゼロが通常なので、「査定額を聞いたがやっぱり売らない」という判断も遠慮なくできます。
納得できる価格が提示されるまで、複数社で比較検討することをおすすめします。

買取価格に影響する要因とは?

オイスターパーペチュアルに限らず、時計の買取価格を左右する主な要因は次の通りです。

  • モデル・リファレンス: 型番やモデルによって需要が異なります。人気モデルや生産終了モデルは高額になりやすく、逆に不人気モデルは同じロレックスでも伸び悩みます。
  • ダイヤルカラー: 前述の通り色の違いで相場が大きく異なります。限定色や流行色はプレミア価格になる要因です。
  • 状態(コンディション): キズの有無、動作状況、磨き済みかどうかなどが影響します。目立つ打痕やガラス欠けがあると減額対象です。ただしロレックスの場合、多少の小キズは研磨リペア可能として大幅減額とならないケースも多いです。
  • 年式・使用期間: 購入からの経過年数や使用頻度も見られます。比較的新しいほど高評価になりやすいですが、ヴィンテージの価値が認められる年代物は例外です。
  • 付属品の有無: 保証書や箱の有無は査定額に直結します。完品ならプラス査定、欠品はマイナス査定です。
  • オーバーホール歴: 定期的に正規メンテナンスされている個体は良好な状態が期待できプラス要因です。ただし未オーバーホールでも買取自体は可能で、その場合は買い取り後に業者側で行うため費用分を見込んだ査定になることがあります。
  • 改造やパーツ交換: カスタムダイヤ装飾や社外部品への交換があると、真贋判定が難しくなるため買取不可または大幅減額となります。ロレックスはオリジナル状態が重視されます。
  • 市場相場と在庫状況: 同じモデルでも市場に出回っている数やタイミングで相場は変動します。あるショップで在庫不足のモデルは高めに買い取られやすく、逆に在庫過多だと抑えられることも。またロレックス全体の相場変動(為替や海外需給など)も影響します。

まとめると、モデル固有の人気と個体の状態・付属品が主な査定基準です。オイスターパーペチュアルの場合、特にカラーとコンディションが重要と言えるでしょう。
希少カラーで傷が少なければ思わぬ高額提示が期待できますし、逆にベーシックカラーで傷だらけの場合は平均相場より低めになるでしょう。なお、止まりや不動の時計でもロレックスなら修理前提で買取してもらえます(公式オーバーホール費用は機種によりますが概ね6~10万円程度)。
故障品だからと諦めず、まずは査定に出してみることをおすすめします。

ロレックス オイスターパーペチュアルの過去の買取価格との比較

過去数年の買取価格推移とその理由

ここ数年でオイスターパーペチュアルの買取相場は劇的な変化を遂げました。2018年頃までは、中古のOPと言えばおおむね50~60万円台で安定していたものです。当時はスポーツモデル人気が中心で、エントリーモデルのOPは中古でも比較的手頃でした。それが2020年の新色モデル登場を機に一変します。

まず2020年~2021年にかけて、ターコイズブルーやコーラルレッドといった新カラーOPが新品入手困難となり、市場で価格が急騰しました。
発売直後の2020年末時点で既に定価約60万円のモデルが中古150万円前後になるなど、倍以上の高値が付いていたのです。
その後2021年は世界的な時計バブルとも重なり、OPだけでなくロレックス全体の相場が頂点に達しました。OP41のターコイズブルーは一時300万円近くで取引されたとも言われ、過去最高の買取価格水準でした。

2022年になると株価や暗号資産の下落など外部要因もあり、高騰し過ぎた時計相場にやや調整局面が訪れます。OPに関してもピーク時よりは若干落ち着き、例えばターコイズブルー41mmが200万円台前半に落ち着くなどの動きが見られました。
ただし依然として定価を大幅に上回る高値圏であり、決して安くなったわけではありません。
同年、ロレックスが一部OPの生産終了を発表すると再び注目が集まり、廃盤決定=プレミア再燃という構図で相場は下支えされました。

2023年は全体的に見ると2021年の頂点から少し下がった水準で安定推移した年でした。
OPもターコイズやオレンジが200万円前後、他の色も100万円前後で大きな上下はなく推移しています。そして2024年に向け、市場は再び上昇ムードを見せています。
これは日本国内の需要に加え、円安による海外からの買い付け増加や、ロレックス自体の定価アップ予測などが背景にあります。

まとめると、過去数年のOP相場は「2020年急騰→2021年バブルピーク→2022年小調整→2023年高値安定」という流れで推移してきたと言えるでしょう。その都度の変動理由には、新作発表や生産終了、世界経済の動向など複合的な要因が絡んでいます。

どのモデルが過去に高額買取されているのか

オイスターパーペチュアルの中で、過去特に高額買取の実績があるモデルを挙げるとすれば、真っ先にRef.124300(OP41)ターコイズブルーでしょう。
このモデルは先述の通り空前のプレミア化を果たし、買取価格で300万円に迫る伝説的な数字を記録しました。同じ124300でもコーラルレッドは200万円台半ば、イエローも200万円近くなど、新色41mm組は総じて歴代最高クラスの買取額となっています。

36mmのRef.126000系も負けておらず、ターコイズブルー36mmは200万円弱、キャンディピンク36mmが150万円台など、こちらも従来の常識では考えられない高値となりました。これら2020年以降の限定カラー勢が、OP史上例を見ない高額モデルと言えます。

過去モデルでは、Ref.114300(39mm)ダークロジウムやRef.116000(36mm)ブルーなどがその時々で高値を付けた例があります。
特に生産終了直後は一時的に相場が跳ね上がる傾向があり、例えば2015年頃に廃盤になった36mmの黒文字盤などは当時新品定価50万円台に対し中古80万円近くまで上昇したこともありました。

しかしそれらも近年の新色ブームの前では可愛らしい範囲で、やはり「過去最高額」を語るなら最新世代のOPが中心になります。
なおヴィンテージの分野では、1950年代のオイスターパーペチュアル(Ref.6552など所謂バブルバック後期)でコンディション極上品が100万円以上で取引されたケースがあります。
ただしこれは骨董的価値の側面が強く、現代の市場動向とは切り離して考えるべきでしょう。現実的に一般ユーザーが体感する高額買取モデルは、2020年以降の現行~近年モデルに集中しています。

市場の動向と買取価格への影響

中古買取価格は市場の需要と供給バランスに敏感に反映されます。ロレックス全般に言えることですが、需要が供給を上回る状況が続けば価格は上昇し、逆転すれば下落します。

オイスターパーペチュアルの場合、ここ数年は需要超過が著しかったため前述のような高騰が起きました。今後もし仮にロレックスが生産数を大幅に増やしたり、人気が他のブランドへ分散したりすれば相場は落ち着く可能性もあります。

しかし現状では、その兆候はあまり見られません。むしろロレックス社は流通コントロールが上手く、供給過多にならないよう調整しているとも言われます。よって、極端な値崩れリスクは低いと見る向きが多いです。

一方で、世界経済や為替の動きも無視できません。日本市場では円安時に海外バイヤーが殺到し中古ロレックスを買い漁る傾向があり、それが国内相場を押し上げる要因になります。逆に円高で海外需要が引くと国内在庫が積み上がり、買取価格に下押し圧力がかかることも考えられます。

また景気が悪化すると手放す人が増え供給過多になる懸念もあります。ただロレックスは「不況に強い資産」として富裕層に保有されがちで、一概に大暴落することは考えにくいです。
総合的には、市場環境の変化で短期的な上下はあれど、中長期的には安定した高値帯で推移する可能性が高いでしょう。オイスターパーペチュアルの買取価格も、そうした大きな流れの中で影響を受けつつも、一定の水準を維持し続けると予想されます。

今後のロレックスの価値とオイスターパーペチュアルの未来

2024年の市場予測とモデル別展望

2024年を迎えるにあたり、ロレックス市場全体の上昇基調は引き続き継続すると見る専門家が多いです。ロレックス本社による定価改定(値上げ)が予定・予測されていること、新型モデルへの注目度が相変わらず高いこと、世界的な富裕層人口の増加などポジティブな材料が揃っています。
オイスターパーペチュアルについても、引き続き高値安定から微増傾向が予想されます。特に廃盤が確定したターコイズブルーやコーラルレッドは供給ゼロとなるため、今後さらに希少性が増して価値が上がる可能性があります。

一方で2024年以降、新たに追加されたモデルや色にも注目です。2023年にはOPに「キャンディカラーのバブル模様(Celebration ダイヤル)」や新パステルカラー(ピスタチオグリーンやラベンダーなど)が投入され、これらは既にプレミア化の兆しを見せています。

今後これら新デザインがレギュラー生産となるのか、短期で終了するのかによって相場は大きく左右されるでしょう。仮に短期間で生産終了となれば、第二のターコイズブルーのように高騰する可能性があります。モデル別で見ると、41mmと36mmの二極は維持される見込みで、ユーザーの好みで棲み分けされています。

41mmは引き続き男性中心に支持され、36mmは男女双方から需要があります。28~34mmの小径モデルも、ロレックス人気が幅広い年代・性別に広がった現在では無視できない存在です。レディースサイズの相場も底上げされたまま推移するでしょう。

総じて2024年は、ロレックス人気と品薄傾向が解消されない限り、OPの価値は高位安定を維持しそうです。
ただし新モデル発表や経済情勢の変化など、不確定要素にも注意が必要です。「今がピーク」と見る向きもあれば、「まだ上がる余地あり」との意見もあります。

いずれにせよ、市場予測を踏まえつつも最終的には「売り時・買い時」を自身で見極めることが大切になってくるでしょう。

需要と供給のバランスがもたらす影響

前項でも触れましたが、需要と供給のバランスは価格形成の根幹です。
ロレックスに関しては供給(生産本数)がブラックボックスな部分もあり、市場では常に需要が先行している状態です。
例えば2020年代のOPブームでは、「欲しい人だらけなのに全然手に入らない」という需要超過が極端だったため、ここまでの高騰を招きました。
今後もしロレックス社が生産枠を広げ、ある程度欲しい人に行き渡るようになれば、中古価格は今より落ち着くでしょう。しかし同時に、新規需要も世界中で増え続けている点を見逃せません。新興国の富裕層参入や若年層の時計投資ブームなど、次々に新たな需要が供給を追い越していく構図もあります。

需要と供給バランスの影響は、中古買取市場ではダイレクトに現れます。例えばあるモデルが新品店頭で比較的買いやすくなれば、中古でわざわざ高値を出す人が減り、買取価格も軟化するでしょう。
逆に新品がまったく手に入らない状況が続けば、中古でもプレミア価格で買いたい人がいるため、買取価格は高止まりします。

2025年現在、オイスターパーペチュアルは後者の状況にあります。この状態がいつまで続くかは誰にも断言できませんが、少なくとも短期的には大きな需給の変化は見込みにくいと言えます。供給面で一つ注目なのは、ロレックスが開始した認定中古プログラム(CPO)の影響です。
正規店自身が中古販売に乗り出すことで、市場の透明性向上や価格維持に寄与するとの見方があります。これは長期的に見ると、安易な暴騰や暴落を抑える働きが期待され、健全な需給バランスに繋がる可能性があります。

結果として、オイスターパーペチュアルのような人気モデルは適正な範囲で高値を維持しつつ、極端なバブルやクラッシュを回避するようになるかもしれません。

まとめと今後のオイスターパーペチュアル買取のポイント

ロレックス オイスターパーペチュアルの買取相場は、この数年で劇的な上昇を遂げ、高値圏で推移しています。
カラーやモデルによって差はあるものの、いずれにせよ「かつてない好条件」で売却できるチャンスと言えるでしょう。特に限定カラーや生産終了モデルをお持ちの方は、思い切った価格が提示される可能性大です。

一方でロレックス市場は常に動いており、相場は変化します。「いつまでも今の値段が保証される」と考えず、売り時を逃さないことも大切です。
もし手放す決断をしたら、なるべく早めに信頼できる買取店へ相談すると良いでしょう。

【高額買取のポイントまとめ】

  • 人気カラー(ターコイズブルーやコーラルレッドなど)は市場価値が非常に高い。相場を事前にリサーチして期待値を把握。
  • 付属品は忘れずに揃え、特に保証書は重要。無い場合でも売却は可能だが減額要因になる。
  • 複数の専門店で査定を取り、提示額と対応を比較。余裕があれば一括査定サービスも活用。
  • 時計本体は軽くクロスで拭き、余分な汚れを落としてから持ち込む。印象が良くなり査定UPにつながることも。
  • オーバーホール直後であればその旨を伝える。整備済みはプラス評価される場合がある。
  • 提示額に即決せず、一度持ち帰って検討するのもOK。キャンセル料は基本無料なので納得のいくまで比較検討を。

最後に、オイスターパーペチュアルはロレックスの中でも今なお注目度が高く、市場価値もしっかりしたモデルです。
売却を検討している方は、この記事で学んだポイントを活かしてぜひ満足のいく取引を目指してください。

将来的に見てもその人気と価値は大きく崩れることは考えにくく、仮に手元に残す選択をしたとしても「持っていて損はない一本」でしょう。時計として楽しみつつ、いざという時には高値で手放せる——そんなロレックス オイスターパーペチュアルの魅力と買取事情を、ぜひ今後も注目していきましょう。

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