今がチャンス!ロレックス デイトジャストの買取相場を徹底解説

[PR]

ロレックス

ロレックスの中でも不動の人気を誇る「デイトジャスト」。最近、その中古買取相場が高騰し、売り手にとって嬉しい状況になっているのをご存知でしょうか?
正規店でなかなか入手困難なロレックスですが、デイトジャストは比較的手に入りやすいモデルでありながら、そのブランド力と普遍的なデザインによって中古市場での需要が急上昇しています。

本記事では今がチャンスとも言われるロレックス デイトジャストの買取相場について、基本情報から最新の価格動向、高く売るコツや信頼できる業者の選び方まで徹底解説します。
2025年8月現在の相場情報を交えていますので、これからデイトジャストを売却しようと考えている方も、購入を検討している方もぜひ参考にしてください。

目次

ロレックス デイトジャストの買取相場を理解しよう

ロレックス デイトジャストとは?基本情報と人気の理由

ロレックス デイトジャストは、1945年に誕生したロレックスを代表するモデルの一つです。
名前の由来は「日付がちょうど(Just)真夜中に切り替わる」機構にあり、世界で初めて日付が瞬時に変わる腕時計として発表されました。
この革新的な機構に加え、ロレックスの三大発明と呼ばれる防水ケース「オイスターケース」や自動巻き機構「パーペチュアル」を備えており、時計史に名を残す存在です。

デイトジャストはドレスウォッチとして位置付けられ、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。サイズ展開も豊富で、かつては男性向け36mmのみでしたが、現在ではより大ぶりな41mmモデルもラインナップされ、男女問わず好まれています。
素材やダイヤルのバリエーションも非常に多く、現行モデルだけでも100種類以上存在すると言われます。他の人と被らない一本を見つけやすいことも人気の理由でしょう。

例えば、ベゼルやブレスレット形状でドレッシーにもカジュアルにも印象を変えることができ、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
また、バブル期の1980年代後半には非常に高い人気を博し、多くの人が憧れたモデルでもあります。近年はスポーツモデル(サブマリーナーやデイトナなど)の人気が際立っていましたが、デイトジャストは再び注目度が上がっており、若い世代からベテラン層まで購入者の層が広がっています。

正規店で運良く出会える可能性が比較的高いモデルでもあるため、「スポーツモデルは買えないけど店頭にあったデイトジャストを試着したら魅了されそのまま購入した」というケースも増えています。
こうした背景から、ロレックス デイトジャストは「ロレックスらしさが全て詰まった一本」「タイムレスな定番」として評価され、その人気と価値は非常に安定しています。

買取相場の重要性──時計市場における価値を知る

ロレックスの時計は高額な買い物ですが、その価値が時とともにどのようになるかを理解しておくことは非常に重要です。
特にデイトジャストのような定番モデルは、中古市場での需要が高く、購入後も値崩れしにくいことで知られています。
時計市場において「相場」を知ることは、自分の資産価値を把握することと言い換えても過言ではありません。ロレックスは実用時計であると同時に資産的価値も持ち合わせており、中古で売却する際にいくらくらいになるのかを把握しておけば、いざという時に損のない売却判断ができるでしょう。

また、買取相場を知ることは悪質な安値買いたたきを防ぐことにもつながります。相場を理解していれば、提示された査定額が適正かどうか判断できますし、複数業者で比較する際の目安にもなります。
時計市場は株式相場のように常に変動しており、ロレックスは人気が高いためにその値動きも活発です。ここ数年でロレックス全体の定価が度々値上げされ、中古の実勢価格も右肩上がりに高騰してきました。

こうした動向を踏まえると、ロレックスは「持っているだけ」で価値が上がる可能性が高いブランドと言えます。とはいえ、市場が常に上がり続ける保証はありませんので、最新の相場情報に常にアンテナを張っておくことが大切です。
つまり、ロレックス デイトジャストの買取相場を理解することは、あなたの大切な時計の現在の価値を知り、最適な売却タイミングや方法を見極めるための第一歩なのです。

ロレックス デイトジャストモデル別買取相場の違い

一口にデイトジャストと言っても、サイズや素材、年代によって買取相場には大きな違いがあります。
まずサイズの違いでは、現行のメンズモデル同士を比較すると、一般的にデイトジャスト41の方がデイトジャスト36よりも高い査定額になりやすい傾向があります。
人気の時計サイズが大型化するトレンドもあり、41mmモデルはより高い需要があるためです。具体的にはステンレススチール製(ホワイトゴールドベゼル)の現行モデルで比較すると、36mmより41mmの方が数十万円程度買取価格が上回るケースが見られます。

また素材の違いも無視できません。デイトジャストにはステンレススチール製(SS)、コンビ(金とステンレスのコンビネーション、ロレックス用語でRolesorとも)、さらには全金(ゴールド無垢)モデルがあります。新品定価は素材により大きく異なり、当然ながら金を多く含むモデルの方が定価は高額です。
しかし中古市場での人気は必ずしも金無垢=高額という単純な図式ではありません。
例えば、ステンレススチール製デイトジャスト(ホワイトゴールドのフルーテッドベゼル付き)はシンプルさと実用性から非常に人気が高く、定価以上のプレミア価格で取引されることもあります。

一方、イエローゴールドとのコンビモデル(例:Ref.126233など)は新品価格自体は高いものの、中古ではその華やかさを好む層が限られるため、プレミアは付かず定価並み、場合によってはやや下回る価格帯になることもあります。
ただし、これも一概ではなくデザインや生産年次によります。近年はコンビモデルも再評価されており、とくにエバーローズゴールドとのコンビは上品さから人気が高まっています。

さらに年代の違いでは、ヴィンテージ・アンティークのデイトジャストと現行モデルとで相場は大きく変わります。たとえば1970~80年代の古いデイトジャスト(Ref.1601や16233など)は、中古市場で比較的手頃な価格帯(数十万円台)で取引されます。
これらは生産数が多くデザインも現行と大きく変わらないため、コレクターズアイテムというより実用中古品として流通している側面が強いです。

一方で最新世代のRef.126xxx番台(2010年代後半以降のモデル)は機能面の向上や現代的なブレスレットなども相まって人気が非常に高く、発売から年数が浅いこともあって中古買取価格も高水準を維持しています。

以上のように、デイトジャストと言えどモデル(リファレンス)ごとに買取相場は千差万別です。
サイズが大きいもの、人気の素材やカラーのもの、新しいリファレンスのものほど高値がつきやすい傾向があります。自分のデイトジャストがどのカテゴリーに属するかを知り、市場でどの程度の価値があるモデルなのか把握しておきましょう。

【豆知識】ロレックス他モデルの相場感:
デイトジャスト以外の主要ロレックスモデルも中古市場で非常に高い人気を誇ります。

例えば、デイトナ(Cosmograph Daytona)は新品定価約170万円前後ですが、中古ではその希少性から400万円以上で取引されることもありロレックス随一のプレミアモデルです。

サブマリーナー(Submariner)は定番ダイバーズで、新品定価約120~130万円に対し中古買取は200万円前後と高値傾向です。

GMTマスターII
(GMT-Master II)はベゼル色によって人気が左右されますが、人気色(例:青赤ペプシベゼル)では定価約140万円に対し中古相場250~300万円にも達します。

エクスプローラーI
(Explorer I)はシンプルなモデルで、新品定価約80万円ですが中古では90~110万円程度と安定推移しています。

オイスターパーペチュアル
(Oyster Perpetual)はエントリー的モデルですが、2020年発表の新色ダイヤルが話題となり一時プレミア化しました。とくにターコイズブルー(通称ティファニーブルー)は定価約60万円台が中古で300万円近くに跳ね上がった例もあります(現在は落ち着きつつあります)。

このように、ロレックス各モデルとも中古での価値が非常に高く推移していますが、デイトジャストはそうした中でも「まだ相場が上がりきっていない」と言われていたモデルです。
実際には前述の通り価格上昇はしていますが、スポーツモデルほどの極端なプレミアではない分、今後さらに伸びしろがあるモデルとも見られています。

 

ロレックス デイトジャストの買取価格推移

最近の買取価格の変動と過去の傾向

ロレックス デイトジャストの買取相場は、ここ数年で劇的に変化してきました。
2020年前後までは、デイトジャストは中古市場で比較的手頃に購入できるロレックスという位置付けでした。当時の相場感としては、ステンレススチール製のデイトジャスト36(フルーテッドベゼル、ジュビリーブレス)が50~70万円台、41mmの新世代デイトジャスト41ですら80~90万円台で取引されていたほどです。

しかし、その後の世界的なロレックスブームと流通量減少が重なり、相場は急騰しました。特に2021年から2022年にかけては需要が爆発的に増え、市場価格が毎月のように更新されていく状況でした。デイトジャストも例外ではなく、2022年には「デイトジャストにもプレミア価格が付く」時代に突入します。

例えば、デイトジャスト41(ステンレススチール, Ref.126334)の未使用品相当の買取参考価格を比較すると、2020年頃は約80万円だったものが2025年には約195万円にまで上昇しています。実に2倍以上の高騰で、この数年間の相場上昇がいかに大きかったかが分かります。

また、スポーツモデルと比べ穏やかと言われたデイトジャスト相場ですが、2023年頃からはスポーツモデル相場が一服する中でデイトジャストが相対的に注目され、堅調な推移を見せました。具体的な例として、サブマリーナーデイト(Ref.126610LN)は2023年初頭に買取価格約165万円だったものが2025年夏には208万円前後となり、GMTマスターII(Ref.126711CHNR)も同期間で245万円→310万円前後へと上昇しています。デイトジャスト41も同様に2023年には100万円台半ばだったものが、2025年には180~190万円前後まで上がっており、市場全体が高値圏へ移行しました。

過去の傾向を振り返ると、リーマンショック直後の2009年前後など世界経済が停滞した時期には一時的に相場が下がったこともありました。しかしロレックスの場合、その下落幅は限定的で、景気回復とともにすぐに値を戻しています。長期的に見ると緩やかな右肩上がりで推移しており、ここ5年ほどは特に急勾配の上昇となりました。

最近の買取価格の変動要因としては、ロレックス本社による定価改定(値上げ)の頻発、新作発表によるモデルチェンジ、為替レートの変動、日本国内での需要拡大などが挙げられます。2023年3月には日本ロレックスが正規店販売価格を引き上げたこともあり、中古価格も連動して上昇しました。
総じて、ロレックス デイトジャストの買取価格は過去から現在にかけて大きく上向いており、現在も高値安定の傾向にあります。ただし、あまりに急激に高騰したため2024年頃には一部モデルで若干の調整(値下がり)も見られました。今後も緩やかな上昇基調は続くと予想されますが、外的要因で一時的に上下する可能性は念頭に置いておきましょう。

デイトジャスト36とデイトジャスト41の価格比較

ロレックス デイトジャストを語る上で欠かせないのが、36mmモデルと41mmモデルの価格差です。サイズ以外の仕様が近いモデル同士で、その相場感を比較してみましょう。

モデルサイズ 買取相場(2025年8月現在)
デイトジャスト36 (現行SSモデル例:Ref.126234) 約130万~150万円前後
デイトジャスト41 (現行SSモデル例:Ref.126334) 約180万~200万円前後

上記は代表的なステンレススチール製モデルで比較した場合の一例です。ご覧のように、現行モデルにおいては41mmの方が数十万円高い傾向があります。
この差は、単純にケース径の大きさだけでなく人気の違いによるところが大きいです。近年はボリューム感のある大型時計が好まれる傾向が強く、「とりあえずデイトジャストを1本」と考える購入層にも41mmが支持されるケースが増えています。その結果、中古買取市場でも41mmモデルには高値が付きやすくなっています。

一方で36mmモデルにも根強いファンがおり、「ロレックスのドレスウォッチは36mmが伝統的サイズでバランスが良い」という声もあります。36mmの方が製造歴が長く流通量も多いため相場は安定しており、41mmほど急騰することなく安定高値をキープしている印象です。

また、上記表には表れていませんがコンビモデル(金無垢×SS)やダイヤモンド付きモデルでは少し事情が異なります。これらは元の定価が高いため絶対額としての買取価格は高くなりますが、プレミアの付き方はステンレスモデルほど顕著ではありません。
例えば、36mmと41mm両方に設定のあるイエローゴールドコンビモデルの場合、どちらも中古相場はほぼ定価相当~やや定価超え程度で推移しており、サイズによる差はステンレスモデルほど大きくありません。

ダイヤモンドインデックスやベゼルダイヤのモデルも同様で、豪華な分新品価格は高いですが、中古市場では「好きな人にはプラス評価」という位置付けで極端な価格差は出にくいです。
総じて、デイトジャスト36と41の価格比較では現行ステンレスモデル同士では41の方が高め、コンビや宝飾モデルではサイズによる差は比較的小さいと言えます。購入時・売却時の参考として、頭に入れておくと良いでしょう。

ロレックス デイトジャストに影響を与える要因

デイトジャストの買取価格に影響を与える要因は、多岐にわたります。主なポイントを整理してみましょう。
まず一つ目は需給バランスです。市場の需要に対して供給が不足していれば価格は上がり、逆に供給過多になれば下がります。ロレックス全般に言えますが、近年は世界的な需要増と正規店での供給不足により、中古価格が上昇する要因となりました。
デイトジャストも例外ではなく、「店頭で買えないから中古でも欲しい」という需要が価格を押し上げています。

二つ目はモデルチェンジや生産終了等のタイミングです。例えば、あるモデルが廃盤(生産終了)になると希少性が増し、一時的に相場が上昇することがあります。
デイトジャストの場合、長年モデルチェンジしない定番モデルですが、文字盤カラーの廃盤や限定仕様の発売など細かな変化があります。
人気の「Wimbledon(ウィンブルドン)ダイヤル」など特定の文字盤は一時品薄となり相場が跳ね上がった例もあります。

三つ目は外装・機能の状態です。これは後述する「状態」の部分とも重なりますが、時計個体の状態によって同じモデルでも価格が変わります。
未使用に近い美品であれば高額になりやすく、傷が多かったり不具合があると減額要因になります。ロレックスは壊れていても買取不可になることは少ないですが、オーバーホールが必要な状態だとその分コストが差し引かれることになります。

四つ目に付属品の有無も見逃せません。ギャランティーカード(保証書)や箱、コマ(予備リンク)、説明書など、購入時に付属するものが揃っているかで査定額が変わります。特に保証書の有無は大きく、ない場合は真贋や来歴の証明が弱くなるため大幅減額となることがあります。

五つ目は為替レートや海外市場動向です。日本国内の買取業者も、海外相場を睨みながら価格設定しています。円安になれば海外バイヤーが日本市場から買い付けるため相場が上昇し、円高になれば相場が落ち着く、といった傾向があります。また香港や米国など主要マーケットの相場が上がれば日本も追随することが多いです。

最後にロレックス自体のブランド戦略も影響します。定価改定(値上げ)はその代表で、2022年・2023年と連続して行われた定価アップは中古価格を底上げしました。また公式に下取りサービスを開始したり、認定中古(CPO)事業を拡大する動きもあり、こうした動向が将来的に中古相場に影響を与える可能性があります。

このように、デイトジャストの買取価格は一つの要因ではなく複合的な要素で決まっています。売却を検討する際は、これらのポイントを総合的に考慮して判断するとよいでしょう。特に人気や需給は刻々と変わりますので、常に最新情報をチェックする習慣が大切です。

高価買取を実現するためのポイント

査定時にチェックされる重要ポイント

ロレックス デイトジャストを高く買い取ってもらうには、査定士がどこを見て評価するかを知っておくことが有用です。一般的に、時計の査定時にチェックされる主なポイントは以下の通りです。

  • 真贋の確認:まず何よりも本物であることの確認が最優先されます。シリアルナンバーや刻印、細部の作りをチェックし、正規品であるか徹底的に調べられます。
  • 外装の状態:ケースやブレスレットの傷・打痕の有無、研磨歴の有無が見られます。深い傷や目立つ打ち傷があると減点対象です。一方で、小傷程度ならロレックスの場合リフレッシュ(磨き)すれば綺麗になるため、大きな減額にはなりにくいですが、未研磨の極美品は高評価となります。
  • ガラス・文字盤:風防ガラスの傷や欠け、文字盤のシミや劣化もチェックされます。特にヴィンテージ品ではトリチウム夜光の焼け具合等も価値に影響します。
  • 内部機械のコンディション:ムーブメントが正常に動作しているか、日差(精度)は規格内か、カレンダー切り替えなどの機能に不具合がないかを確認します。実際に動いていなくても買取自体は可能ですが、その場合オーバーホール代が差し引かれるため査定額は下がります。
  • 付属品の有無:保証書・国際保証カード、購入時の箱、冊子、タグ、予備コマなどが揃っているか確認されます。特に保証書(カード)は買取額への影響大です。
  • 改造や不純物の有無:社外ベゼルやサードパーティ製パーツへの交換など、純正状態から改造されていないかをチェックします。ロレックスはオリジナル状態が重視されるため、改造品は大幅減額、場合によっては買取不可になることもあります。
  • シリアルと型番:本体に刻まれたシリアル番号と型番から製造年やモデルを特定し、市場相場と照らし合わせます。製造年代によって同じモデル名でも価値が異なるためです。

以上が主なチェックポイントです。要するに、「購入時の状態にどれだけ近いか」が高額査定の鍵と言えます。新品同様であればあるほど評価が高くなるのは当然ですが、長年使った時計でも丁寧に扱っていればその分プラスになります。
査定士は時計を細部まで観察していますので、売却前にできる範囲で手入れ(軽く柔らかい布で拭く程度)をして見栄えを良くしておくのも一つの手です。

付属品や状態が買取価格に与える影響

前項でも触れましたが、付属品の有無や時計本体の状態は買取価格に大きく影響します。ここでは具体的にどのような影響があるのかを見ていきましょう。
まず付属品について。ロレックスの場合、ギャランティーカード(保証書)の有無は査定額に直結します。現行モデルであれば購入から5年間の国際保証が付いていますが、期限を過ぎていてもカード自体があることに価値があります。保証書があれば真贋や来歴の裏付けとなり、買い手も安心できるため、中古市場で高値で売れやすいからです。業者によって差はありますが、保証書なしだと同じ時計でも数万円から十数万円単位で安くなることがあります。

箱や説明書、タグ、予備コマなども揃っているに越したことはありません。特にブレスレットのコマ(余りリンク)は、無いと腕周りが足りない場合に再購入が必要になるため減額要因です。
ロレックスのコマは一本数万円することもありますので、「コマ欠品=その分マイナス」となります。箱や冊子類はコレクターズアイテム的な面もあり、フルセットで揃えて購入したい人もいるため、完品の方が評価が高まります。ただし保証書ほどの影響ではなく、プラスアルファ程度の位置づけです。

次に時計本体の状態です。傷の程度については、軽微なスレ傷程度なら大きな減額にはなりませんが、深い傷や凹み、ガラス割れなどは修理コストがかかるため減額となります。
ロレックス正規店でオーバーホール(分解掃除)する場合、デイトジャストの基本料金は約7万円前後かかります。例えば「長年ノーメンテナンスで精度が悪い」「ゼンマイが切れて動かない」という状態だと、買い取った業者側で修理・OHする必要があるため、その費用分はあらかじめ差し引かれます。

一方で、「最近正規オーバーホール済み」「まだ保証期間内」といった場合はプラス評価になることもあります。正規OH済みなら整備証明書がありますし、買い手にとっても当面メンテ不要で安心だからです。
ただ、費用をかけてオーバーホールしても、その分がまるまる買取額に上乗せされるわけではない点には注意しましょう。業者側も自社で提携工房があり安価にできる場合があるため、売却前に無理にオーバーホールする必要は基本的にありません。壊れて動かない等でなければ、そのまま査定に出して問題ないでしょう。

総じて、付属品完備で状態良好な個体ほど高額になり、欠品や難ありのものほど安くなります。「買ったときのものは全部取っておく」「日常使いでも乱暴に扱わない」ことが、長い目で見て高価買取につながると言えます。

店頭と宅配の買取方法の違いとメリット

ロレックスを売却する方法として大きく分けて店頭買取と宅配買取(オンライン買取)があります。それぞれに特徴とメリット・デメリットがあるので、違いを押さえておきましょう。

店頭買取 宅配買取
主な流れ 店舗に直接時計を持ち込み、その場で査定・買取 ネットや電話で申込→時計を発送→査定額連絡→振込で入金
メリット 対面で専門スタッフと相談でき安心感がある。
査定額に納得すれば即現金化(即日支払い)。
自宅にいながら手続き完了、全国どこからでも利用可能。
複数社に見積もりを取りやすく、高いところを選べる。
デメリット 店舗まで出向く手間がかかる。
一社ずつ回ると時間がかかるため比較検討しづらい。
発送や梱包の手間がある(業者によりキット送付)。
現金化まで数日~1週間ほど時間を要する。

以上のように、それぞれ一長一短があります。
「できるだけ早く現金化したい」「直接話を聞きながら売りたい」という場合は店頭買取が向いています。査定額に満足すればその場で現金(または振込)を受け取れる即時性が魅力です。

一方、「近くに買取店がない」「忙しくて店に行けない」「何社かまとめて査定に出したい」という場合は宅配買取が便利です。送料無料で送れる業者がほとんどで、査定額に納得できなければ返送してもらうことも可能です(この際の返送料も無料のところが多いです)。
なお、最近ではオンライン査定(事前見積もり)に対応する業者も増えています。
写真や型番情報を送っておおよその見積額を教えてもらい、納得できれば正式に送る、といった段階的な利用も可能です。これを活用すれば、店頭持ち込みの前に大体の相場を掴むこともできます。

大切なのは、自分に合った方法を選ぶことです。いずれにせよ高額なロレックスを送る際は保険付きの配送を利用し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

信頼できる買取業者の選び方

ロレックス買取専門店の特徴と選ぶ理由

ロレックスを高く売るにはどの業者に売却するかも重要なポイントです。中でも「ロレックス買取専門店」や「高級時計専門の買取店」は、高価買取を期待できる有力な選択肢となります。では、その特徴と選ぶ理由を見てみましょう。

  • 専門知識と鑑定力:ロレックス専門店にはロレックスに精通した鑑定士が在籍しています。モデルごとの細かな違いや市場価値を熟知しているため、価値を正当に評価してもらえます。
  • 豊富な販路:専門店は買取後の販売ルート(自社販売、顧客ネットワーク、オークション等)を豊富に持っています。高く売れる自信があるので、買取の段階でも他店より高額を提示できるのです。
  • 相場のリアルタイム反映:常にロレックス相場を追っているため、最新の高騰相場を買取価格に反映してもらいやすいです。一般的なリサイクルショップだと相場変動に疎い場合もあります。
  • 信頼感と安心感:長年の実績や口コミ評判が良い専門店であれば、偽物を掴まされたり不透明な査定をされるリスクも低く、安心して取引できます。
  • 独自のキャンペーン:専門店では「ロレックス強化買取キャンペーン」など独自に高額査定を行う期間を設けていることがあります。タイミングが合えば思わぬ高値が付くことも。

以上のように、ロレックスを主力とする買取店はメリットが大きいです。反対に、時計専門でないリサイクルショップや質屋の場合、ブランドやモデルの価値を十分に評価できず低めの査定になってしまうこともあります。大切なロレックスを売るなら、多少遠方でもロレックス専門の看板を掲げている業者や、高級時計の取扱実績が豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

KOMEHYOや八光などのおすすめ業者

日本全国にはロレックスをはじめとした高級時計の買取で評判の良い業者が数多くあります。有名どころでは大手リユースショップの「KOMEHYO(コメ兵)」や、古美術買取から発展した「八光堂」(ブランド品買取でも実績あり)などが挙げられます。

これら大手業者の強みは、全国展開による信頼感と豊富な実績です。店舗数が多く地域密着で利用しやすい点や、公開されている買取実績・価格データが豊富なので透明性があります。また、自社で再販売する力が強いため中間マージンを省いて高価買取につなげている側面もあります。

具体的な社名は控えますが、他にも時計専門店発祥の買取業者や、ブランドバッグ等も扱う総合リユース企業など、選択肢は様々です。重要なのは「ロレックスの買取実績が豊富か」「きちんと適正価格で評価してくれそうか」を見極めることです。
口コミや評判も参考になりますが、最終的には査定額で判断するのが確実です。同じ時計でも業者により提示額が数十万円違うことも珍しくありません。名前が通った大手だから絶対高いとも限らないので、油断せずに比較しましょう。

おすすめは、2~3社程度の有力業者に査定を依頼して比べる方法です。例えばコメ兵のような大手と、時計専門の地元店と、もう一社全国対応の宅配専門店、といった具合に性質の異なる業者に声をかけてみると、より高い方に売ることができます。
なお、業者選びの際は「古物商許可」を取得しているのはもちろん、査定の説明が丁寧か、無理な買取勧誘をしないか等、対応面もチェックしておくと安心です。大切なロレックスを安心して任せられる業者を見つけましょう。

近くの専門店で高価買取を狙う方法

身近な地域に時計の買取専門店や質屋がある場合、そこで高額買取を狙うことも可能です。ただし、闇雲に持ち込むよりも事前の準備や工夫で査定額アップを引き出すことができます。以下にポイントをまとめます。

  • 事前に相場をリサーチ:持ち込む前に、インターネットで同モデルの買取相場を調べておきましょう。大手買取店の価格表やオークション相場などを見れば、大まかな金額感が掴めます。相場感を持って交渉に臨むことで、低い提示をされた際にも「相場では○○円くらいと聞いている」と根拠を持って伝えられます。
  • 複数店舗で査定を取る:一店だけで即決せず、できれば近隣の複数店舗で査定してもらいましょう。店によって評価が異なるため、比較することで最高値を出してくれるところに売ることができます。「他店では○○円と言われたが…」と相談すれば上乗せしてくれるケースもあります。
  • 時計の見た目を整える:持ち込む前に、柔らかい布で軽く汚れを拭き取るなど、できる範囲で綺麗にしておきましょう。指紋だらけよりピカピカの方が第一印象が良く、丁寧に扱われてきた印象を与えます。ただし研磨剤等で無理に傷を消そうとする必要はありません(下手な研磨は減額になることも)。
  • 付属品を忘れず持参:箱や保証書、余りコマなど最初に付属していたものは全て一緒に持って行きましょう。後から「保証書が見つかった」などとなると手間ですし、その場でフルセット揃っている方が査定士の心証も良く、高めの提示が期待できます。
  • 繁忙期・閑散期を見極める:店舗によっては決算期やボーナスシーズン前に在庫確保のため買取強化を行うことがあります。地元の店の動向をチェックし、「○月は買取強化キャンペーン中」といった情報があればそのタイミングを狙うのも手です。

地元の専門店は、顔が見える対面取引ゆえの安心感があります。また地域のお客さんを大事にするため、思わぬサービスや高評価をしてくれることもあります。上記のようなポイントを押さえつつ交渉すれば、チェーン店にも負けない満足価格で買い取ってもらえる可能性は十分あります。

最後に、査定額に納得できない場合は無理に売らず一度持ち帰る勇気も大切です。大切なロレックスですから、ぜひ妥協せずベストな条件を引き出してください。

ロレックス デイトジャストの売却時期と市場動向

売却に適したタイミングとは?

ロレックス デイトジャストを売るベストなタイミングはいつでしょうか?基本的には「売りたいと思った時が売り時」ですが、市場動向を踏まえてより有利な時期を狙うことも可能です。

一般的に言われるのは「相場が高騰している時期に売る」のが鉄則です。前述のように2025年現在、ロレックス相場は高値圏にあります。このような売り手市場の時期は、どの業者も在庫確保に躍起になっているため高額査定が出やすいです。「今がまさにそうした好機」と言えるでしょう。

もう一つの視点は季節要因です。日本ではボーナス前(夏6~7月、冬12月頃)や新生活シーズン(3~4月)は時計の購買需要が増える傾向があります。それに先立ち、買取業者が在庫を充実させるため春先や秋口に買取強化を行うことがあります。そうしたタイミングに売却すると、通常より良い条件を引き出せる可能性があります。

逆に注意したいのは、世界経済の急激な変動期です。リーマンショック級の不況やパンデミックなどが起こると、一時的に高級時計市場が冷え込むことがあります。そうした局面では慌てて売るより、落ち着くまで様子を見る方が良いかもしれません。ロレックスは比較的影響を受けにくいとはいえ、大局は無視できません。

また、モデルチェンジの前後も一考の余地ありです。例えば新型ムーブメント搭載モデルが発表され旧型が一斉に廃盤になった場合、旧型の相場が上がるケースがあります。その直後は高く売れる可能性があるので狙い目です。ただし長期的には新型に人気が移り旧型価格が下がることもあるため、その見極めは難しいところです。

結論として、デイトジャストの売却を考えるなら「相場が高い今」は良いタイミングと言えます。特に大きなイベントや相場下落要因が無い限り、2025年内は高水準が続くとの見方が強いです。
先延ばしにしているうちに相場が下がってしまうリスクもあるので、売りたい気持ちが固まっているなら早めの行動をおすすめします。

人気モデルの需要とキャンペーンについて

ロレックスはモデルによって中古市場での需要が異なりますが、デイトジャストは常に一定の需要がある人気モデルです。そのため、買取業者もデイトジャストを積極的に集めようとする傾向があります。

具体的には、業者が行う「買取強化キャンペーン」に注目しましょう。多くの買取店はWEBサイトや店舗ポスターで「〇〇モデル高価買取中!」といったキャンペーン告知をしています。デイトジャストはロレックスの中核モデルですので、キャンペーン対象になりやすいです。「ただいまデイトジャスト強化買取:他店より◯%アップ保証」などの文言を見かけたらチャンスです。

なぜキャンペーンをするかというと、人気モデルの在庫が不足すると売り機会を逃すためです。中古販売店にとってデイトジャストは売れ筋商品であり、常に一定数ストックしておきたいモデルです。特にボーナス時期や記念日シーズン前には購買需要が増えるため、その前に在庫を確保しようと普段より積極的な買い取りを行います。

例えば「期間限定で通常査定額に◯万円プラス」や「他社の査定額を持参でさらに上乗せ」といった施策が取られることもあります。こうしたキャンペーンを上手に活用すれば、通常より有利に売却できるでしょう。

また、期間限定のボーナス査定以外にも、需要の高まりによって相場自体が上がっている場合もあります。昨今のようにロレックス全般が品薄で欲しい人が多い状況では、キャンペーンがなくとも高額が付きますが、キャンペーン時はそれに拍車がかかります。
デイトジャストの場合、特定の人気バリエーション(文字盤カラーや組み合わせ)にスポットで需要が集中することもあります。
例えばグリーン系の文字盤がトレンドになれば、そのモデルだけ買取額が突出して高くなる、といったことも起こりえます。そういった情報も日頃からチェックしておくと、自分の持っているモデルがいつ売り時になるか見極めやすくなります。
要するに、人気モデルであるデイトジャストは常に需要があり、買取キャンペーンの恩恵も受けやすいということです。
公式サイトやSNSで業者の情報をウォッチし、キャンペーンを見逃さないようにすると良いでしょう。それが高価買取への近道となります。

市場の高騰とダイヤモンド付きモデルの魅力

近年のロレックス市場高騰の中で、デイトジャストのようなドレス系モデルにもスポットライトが当たっています。その流れの中で再評価されているのがダイヤモンド付きモデルの存在です。
デイトジャストには文字盤インデックスにダイヤモンドをあしらった「10Pダイヤ」と呼ばれる仕様や、ベゼルに工場出荷時からダイヤがセットされた華やかなモデルがあります。これらは新品価格が非常に高く、以前は中古市場で「豪華だが高値で売れ残りやすい」という一面もありました。

しかし市場全体が高騰した結果、ダイヤ付きモデルとスタンダードモデルの価格差が相対的に縮まったケースがあります。たとえば、かつてノンダイヤの中古価格50万円・ダイヤ付き70万円だったものが、今ではノンダイヤ150万円・ダイヤ付き170万円…というようにどちらも上がったため、ダイヤモデルのお得感が増したという声もあります。
ダイヤ付きデイトジャストの魅力は何と言ってもその華やかさと高級感です。ロレックスの純正ダイヤは品質が高く、控えめながらもキラリと品良く輝きます。ビジネスシーンではやや派手に感じる向きもありますが、パーティーや華やかな場では一段と映えるでしょう。

また資産性の観点から見ても、宝飾時計は金相場や宝石相場ともリンクするため、物としての価値がしっかりあります。
中古市場でのダイヤ付きモデルの位置付けは「好き嫌いが分かれるニッチな需要」でしたが、高騰相場の現在では「どうせ高いならいっそダイヤ入りを選びたい」という購入者も増えています。
そのため以前より流通が活発化し、買取価格も堅調です。特にステンレス×ホワイトゴールドのコンビで10Pダイヤのものや、シルバーやブラックの落ち着いたダイヤルカラーは人気があります。

売却する側からすれば、ダイヤ付きモデルは元々の定価が高いため手放す際も高額になる利点があります。
注意点は、純正ダイヤであることが重要という点です。稀にアフターダイヤ(後から社外でダイヤを埋め込んだ改造)が見られますが、それは買取では評価されないどころかマイナスになります。
純正の宝飾モデルであれば、専門店できちんとその価値を見極めてもらえます。

市場高騰の今だからこそ、デイトジャストのダイヤモンドモデルも視野に入れてみてはいかがでしょうか。売却を検討中の方は、その煌びやかなモデルに思わぬ高値が付くかもしれませんし、購入検討中の方は通常モデルとの差が以前より縮まったこの機会に検討するのも面白いでしょう。

購入検討者必見!中古市場の裏側

ロレックス デイトジャストのリユース市場の現状

ここまで売却側の視点で解説してきましたが、ロレックス デイトジャストの中古市場(リユース市場)がどのようになっているか、その裏側も少し覗いてみましょう。

デイトジャストはロレックスの中でも生産本数が多く流通量が豊富なモデルです。新品が正規店で比較的入手しやすいこともあり中古市場にも常に一定数が出回っています。しかし需要の裾野が広いため、市場に在庫が潤沢にあっても価格が暴落しないという強みがあります。

リユース市場の現状として、デイトジャストは中古販売店でも売れ筋上位に位置付けられています。スポーツモデルのように「即完売で入手困難」というほどではないものの、安定して売れていくため店側も積極的に在庫を確保したがります。特にコンディションの良いものや人気仕様(例:青や緑の文字盤、フルーテッドベゼル×ジュビリーなど)は回転が速いです。

販売価格を見ると、新品定価と比較して中古の方が高いケースも多々あります。先述の通り、正規店で買えない人が中古で定価以上を払ってでも欲しい状況があるためです。一方で、少し年式の古い個体やあまり人気の無い仕様は割安な掘り出し物として並んでいることもあります。

中古市場の裏側として押さえておきたいのは、買取と販売の価格差です。一般に業者は買取った価格に一定のマージンを乗せて販売します。ロレックスの場合、その差が他ブランドより小さい傾向があります。人気があるため在庫期間が短く、薄利でもどんどん回転させるビジネスモデルだからです。例えばあるデイトジャストを150万円で買取ったら、店頭販売は170~180万円というイメージです。この差額が業者の粗利となります。

このような事情から、買取価格は販売価格のおよそ7~8割程度が相場と言われます(モデルや店によります)。デイトジャストの場合、高需要で利益幅が小さくても売れるため、結果として買取額のパーセンテージが高めになる傾向があります。他のマイナー時計ブランドだと半額以下になってしまうこともありますが、ロレックスは別格です。中古市場の活況が、そのまま買取相場の高さにつながっている好例と言えます。

まとめると、デイトジャストのリユース市場は「玉石混交の在庫が豊富にありつつも、人気アイテムはすぐ売れていく活発な市場」であり、「売る側にとって有利な土壌」が整っています。この背景にはロレックス全体のブランド力と需要の強さがあり、デイトジャストもその恩恵を受けているのです。

新品と中古の価格帯の理解を深める

デイトジャストを購入検討している方にとって、新品と中古の価格差は気になるポイントでしょう。その理解を深めるため、具体的な価格帯を比較してみます。

新品定価:2025年現在、ロレックス デイトジャストの国内定価はモデルにより幅があります。代表的な価格帯として、ステンレススチール製(ホワイトゴールドベゼル含む)のデイトジャスト36が約140~160万円(税込)、デイトジャスト41が約150~170万円(税込)程度です。コンビモデルになると36mmで約200万円前後、41mmで220~250万円前後、さらにダイヤ付きだと300万円近いモデルもあります。

中古販売価格:中古市場では、新品定価を基準にそれより安いか高いかはモデルごとに異なります。例えば、ステンレス製デイトジャスト41(黒文字盤・フルーテッドベゼルなど人気仕様)の中古販売価格は約200~220万円と新品定価を上回る水準です。新品を定価で買えれば一番ですが、正規店での購入が困難なため中古にプレミアムが乗っています。

一方、同じステンレスでもデイトジャスト36(シルバー文字盤など定番仕様)の中古価格は約130~160万円ほどで、これは定価と同程度か少し上回るくらいです。サイズの人気度の違いもあり、36mmモデルは比較的割安感があります。

コンビモデルについては、新品定価自体が高額なこともあり中古価格はやや抑えめです。デイトジャスト36のYGコンビ(Ref.126233)の中古販売は約170~190万円ほどで、新品定価(約200万円前後)より若干安い~同程度となっています。デイトジャスト41のYGコンビ(Ref.126333)も200~230万円前後で、定価(約240万円)に近い水準です。したがってコンビに関しては「中古の方がお得に買える」場合もあります。
要するに、新品と中古の価格差はモデルにより様々ですが、デイトジャストに関して言えば「新品が買えないなら中古で少し高くても買う」という需要があるため、多くのモデルで中古価格が定価を上回るか近い水準になっています。ただし状態によっても価格は変動しますので、一概には言えません。
未使用品に近いものは高め、中古相応の使用感があるものはそこから多少安くなります。
購入検討者にとっては悩ましい状況ですが、見方を変えれば「デイトジャストは新品で買っても値崩れしない」とも言えます。
将来的に手放すことを考えると、ある程度高値でも中古で良い個体を買っておけば、使用後に売却して大きく損をするリスクは低いでしょう。新品同様品を定価以上で買っても、それがさらに値上がりする可能性すらあります。ロレックスの中でもデイトジャストはそうしたリセールバリューの高さが魅力のモデルなのです。

高額買取を狙うための情報収集法の紹介

高額買取を実現するには、日頃からの情報収集が欠かせません。最後に、どのように情報を集めれば買取で有利になるか、その方法をいくつか紹介します。

  • 主要買取店の価格表をチェック:大手の買取専門業者は、自社サイトでロレックス各モデルの買取参考価格表や買取実績を公開している場合があります。「ロレックス 買取 価格表」などで検索し、自分のデイトジャストの型番が載っていないか探してみましょう。例えば「2025年8月現在 デイトジャスト41 未使用 〇〇円」など具体的な数字が見つかれば、その金額を一つの指標にできます。
  • SNSやブログで相場情報を収集:時計専門店や買取店の中には、Twitterやブログでロレックス相場の速報や分析記事を発信しているところがあります。そうした情報源をフォローしておくと、値上がり・値下がりの兆しをいち早くキャッチできます。「最近デイトジャストが値上がり傾向」などの情報を掴んだら、売却のタイミング判断に役立てましょう。
  • 同好の士に聞く:ロレックス愛好家が集うオンラインフォーラムやコミュニティで相談してみるのも有効です。リアルな取引経験談や「○○で△△万円で売れた」といった生の情報が得られることがあります。ただし根拠が曖昧な書き込みもあるので、鵜呑みにせず参考程度に。
  • 無料査定を活用:最も確実なのは実際に査定に出してみることです。複数の業者にオンライン無料査定を依頼し、その結果を比較すれば今の自分の個体の正味の価値が見えてきます。もちろん査定したからと言って必ず売らねばならないわけではありません。査定額を教えてもらって「検討します」で一旦保留し、他社と比較検討しましょう。
  • 公式発表やニュースを見逃さない:ロレックス本社の動き(新作発表、定価改定、生産終了モデルの告知など)はダイレクトに市場に影響します。毎年3月頃の新作発表、価格改定のニュースは特にチェックしてください。例えば「デイトジャストの新サイズが発表された」などのニュースがあれば、既存モデルの相場変動につながる可能性があります。

情報収集のポイントは、複数のソースから総合的に判断することです。
どれか一つの情報だけでは偏りがあるかもしれません。色々な角度から情報を集め、自分なりに分析してみることで、高額買取につなげるための戦略が立てやすくなります。

幸い、ロレックスは情報量が非常に豊富なブランドです。
ネット上にも有益なデータが溢れています。それらを積極的に活用し、「自分のロレックスの今の価値」を把握しておきましょう。それが高額買取への第一歩です。

まとめと今後の予測

ロレックス デイトジャストの魅力と強みの総括

ロレックス デイトジャストは、その歴史・機能・デザインのすべてにおいてロレックスの魅力が凝縮されたモデルです。

まず1945年以来続くタイムレスなデザインは、世代や時代を超えて愛されてきました。上品なフルーテッドベゼルやジュビリーブレスレットといった意匠は、デイトジャストならではの個性でありながら、決して飽きの来ない普遍性を備えています。

機能面でも実用時計の王道を行くスペックで、防水性能や自動巻きの精度、耐久性など、日常使いに申し分ありません。「使いながら資産になる時計」として、まさにロレックスらしい堅牢性とブランド力を兼ね備えています。

そして何より、リセールバリュー(売却時の価値)の高さがデイトジャストの大きな強みです。今回買取相場を詳しく見てきた通り、デイトジャストは購入後も高値で取引される傾向が強く、長年使っても価値を維持しやすいモデルです。新品定価が上がり続けていることもあり、中古相場も堅調です。

他のスポーツモデルに比べると一見地味に映るかもしれませんが、実はロレックスの偉大な発明(オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャスト機構)すべてを搭載している点で、“ロレックスの象徴”とも言える一本です。ビジネスシーンでも嫌味がなく、プライベートでもさりげなくステータスを主張できる、その万能さも魅力でしょう。

総括すると、ロレックス デイトジャストは「所有する喜び」「使う喜び」「売る時の喜び」の三拍子が揃ったモデルです。
手に入れた後も価値が続く安心感は、他のブランド時計にはなかなか真似できません。その魅力と強みが、中古市場での高い人気と相場の高さにつながっているのです。

今後の買取相場のトレンド分析

では、今後ロレックス デイトジャストの買取相場はどうなっていくのでしょうか。専門家の間ではいくつかの見方がありますが、基本的には「緩やかな上昇基調を維持」するとの予測が多いようです。

その理由の一つは、ロレックス自体の継続的な人気と需要です。今なお世界中で「ロレックスが欲しい」という人は後を絶たず、新興国の富裕層増加など構造的な需要増が背景にあります。特にデイトジャストはロレックス入門から富裕層の2本目、3本目需要までカバーする懐の深いモデルですので、市場から求められ続けるでしょう。

また、ロレックス社は生産本数を極端に増やすことは考えにくく、需給ひっ迫の状況がすぐに解消される可能性は低いと見られます。したがって新品不足→中古高騰という構図も当面は続く見込みです。デイトジャストは比較的供給がありますが、それでも人気仕様は品薄感があるため高値安定が予想されます。

もっとも、短期的には調整もありえます。2022年の急騰の反動で、2023年中頃には一部で軽い値下がりが起きました。同様に、世界経済や為替次第では一時的に相場が下振れすることも考えられます。ただ、そうした場面は押し目として買い需要が入りやすく、結果長期トレンドは上昇に復帰する可能性が高いでしょう。

専門店の見立てでは、「デイトジャスト相場は今後5年程度でさらに数十万円規模で上昇する余地がある」とも言われます。
もちろん確実ではありませんが、少なくとも大きく値崩れするリスクは低そうです。唯一考えられる下落要因は、ロレックスが意図的に出荷を増やしたり、中古市場へのテコ入れ(公式CPOの大量展開など)を行った場合ですが、現状その兆しはありません。

以上から、デイトジャストの買取相場は今後も堅調に推移し、場合によってはさらなる高騰もあり得ると考えられます。
ただし市場予測に絶対はありませんので、現在の高値水準に満足できるなら売却を決断してしまうのも一つですし、将来もっと上がると信じるなら保有を続ける選択もあります。
ご自身の状況や時計への思い入れと照らし合わせ、適切な判断をされると良いでしょう。

安心して売却するためのチェックリスト

最後に、ロレックス デイトジャストを安心・納得して売却するためのチェックリストをまとめました。売却前に以下の項目を確認しておくことで、トラブルを避け満足度の高い取引ができるでしょう。

  • 【相場確認】事前に最新の買取相場を調べ、自分の時計のおおよその価値を把握しましたか?(複数の情報源で確認済み)
  • 【業者選定】信頼できる買取業者をリストアップしましたか?(ロレックス専門店、大手実績店など候補を複数用意)
  • 【複数査定】最低でも2~3社以上の査定を取り、提示額を比較検討しましたか?
  • 【付属品確認】保証書、箱、コマ、タグなど購入時の付属品はすべて揃っていますか?(見当たらない場合は家の中を再チェック)
  • 【身分証準備】買取成立時に必要となる本人確認書類(運転免許証など)を用意しましたか?
  • 【時計の清掃】時計本体を柔らかい布で軽く拭くなどし、できる範囲で綺麗な状態にしましたか?
  • 【納得度】提示された査定額に自分が納得できるか冷静に考えましたか?(少しでも不満なら即決せず考える)
  • 【キャンペーン確認】売却予定の業者で買取アップキャンペーン等が行われていないか確認しましたか?(可能ならキャンペーン期間中の売却を検討)
  • 【データ削除】時計の購入時に登録した個人情報等があれば削除依頼や自分での消去を行いましたか?(スマートウォッチではないので基本不要ですが、万一保証登録情報などある場合念のため)
  • 【タイミング再考】今売って後悔しないか自問しましたか?(思い入れが強いなら本当に手放すべきか再確認)

以上をチェックし問題なければ、あとは自信を持って買取店に持ち込みましょう。
デイトジャストは人気モデルゆえ、きっと満足のいく査定結果が得られるはずです。そして取引が完了したら、あなたの大切な時計を次のオーナーへ送り出した自分を労ってあげてください。
ロレックスを手放すのは寂しさもありますが、適正な価値で売却できればきっと清々しい気持ちになれるでしょう。

長文となりましたが、ロレックス デイトジャストの買取相場と高く売るためのポイントについて網羅的に解説いたしました。
専門的な内容も含みましたが、皆様の参考になれば幸いです。
デイトジャストという素晴らしい時計が、より良い形で次の方へ引き継がれていくことを願っております。

特集記事

TOP
CLOSE