ロレックスのサブマリーナを売却したら一体いくらになるのか――近年、高級腕時計の中古市場は大きく揺れ動いており、その中でもサブマリーナの買取相場は注目の的です。
2020年代に入り定価の値上げや世界的な需要増加に伴って相場が高騰し、その後も変動を続けています。
本記事では、2025年時点の最新買取相場情報と市場動向を解説し、型番別の価格目安や高額査定のポイント、そして安心して高く売るための方法までを徹底解説します。
サブマリーナをお持ちの方は「今が売り時?」と気になるところでしょう。
最新動向を踏まえ、納得の価格で売却するためのヒントをご紹介します。
目次
ロレックス サブマリーナ買取相場の最新動向
今ロレックス サブマリーナの買取相場が注目される理由
サブマリーナはロレックスの中でも常に高い人気を誇り、その資産価値の高さから市場の注目度も群を抜いています。
近年では新品定価を上回るプレミア価格で取引されるケースも相次ぎ、所有者にとっては「売り時」を見極めることが重要なテーマとなっています。
また、世界的な需要拡大と供給不足により2020年前後から中古相場が急騰し、一時はバブル的高騰が話題となりました。
その後の相場調整局面を経てもなお価格水準は歴史的高値圏にあり、時計愛好家や投資家から「今後の動向」に注目が集まっているのです。
サブマリーナ最新買取価格・市場動向とは
現在のサブマリーナ買取相場は、ステンレススティール製モデルで平均200万円前後と非常に高値です。
例えば現行モデルの「サブマリーナ デイト(Ref.126610LN)」では中古品でも180~190万円程度、未使用品なら200万円超の査定例も見られます。
特に注目すべきはグリーンサブと呼ばれる緑色モデルの高騰で、旧型「116610LV(通称「ハルク」)」は製造終了後に価格が急伸し、現行の緑ベゼルモデル「126610LV(通称「スターバックス」)」よりも高額で取引されています。
一方、コンビモデル(ステンレス×ゴールドのRef.126613LB/LN)や金無垢モデルも定価の値上げに伴って買取価格が上昇傾向にありますが、ステンレス製モデルほどの伸び幅ではなく、全体としては高値安定の状況です。
国内市場では円相場の影響もあり、円安時には海外バイヤーからの需要増で相場が押し上げられる傾向があります。
サブマリーナの相場推移と将来予測
ここ数年の相場推移を振り返ると、2020年~2022年頃にかけて急激な高騰が見られました。
コロナ禍での生産減や投資ブームも相まってサブマリーナ含むスポーツモデルの需要が爆発し、一部モデルでは中古価格が定価の2倍以上に達する異常事態となったのです。
しかし2023年頃からは相場の調整局面に入り、世界経済の不透明感(中国経済の減速など)や供給回復を背景に一旦価格が下落しました。
特に2022年ピーク時と比べると一部モデルで1~2割程度値下がりしたものもありますが、それでも2019年以前と比べれば遥かに高い水準を維持しています。
2025年以降の将来予測としては、ロレックス社による定価改定(ほぼ毎年実施)により新品価格が上がり続けていることから相場の下値は支えられるとの見方があります。
一方で、市場の加熱が落ち着き適正化が進む中、短期的には緩やかな下落または横ばい傾向が続く可能性も指摘されています。
今後、為替レートの変動やロレックスの生産体制強化(新工場稼働の報道もあり)次第では、更なる相場変動も起こり得るでしょう。
総じてサブマリーナの資産価値は依然として高く、中長期的には一定のリセールバリューを維持するとの見方が有力です。
型番別ロレックス サブマリーナ買取相場まとめ

サブマリーナデイト 16610の買取相場・特徴と人気
サブマリーナ デイトRef.16610は1989年~2010年に製造されたロングセラーモデルです。
現行モデルと同じ40mm径ケース(※116610以降はラグなど太めのデザインに変更)にCal.3135ムーブメントを搭載し、300m防水など基本スペックは現行と遜色ありません。
ただし、針やインデックス、ケースラグなど細部のデザインが現行品より細身で、全体的にシャープでクラシックな印象を持つ点が特徴です。
長期間にわたり生産されたため流通量が多く、突出したレア個体は存在しませんが、そのぶん中古市場で安定した人気があります。
買取相場は年式相応で推移しており、2024年時点では平均約130万円前後と、ここ数年で大きく値上がりしました。
2010年前後には数十万円だった相場が2020年代には100万円を超え、2025年には140万円台に達するなど、5桁リファレンスの中では高値を維持しています。
ノンデイト 124060の最新買取価格と流通状況
サブマリーナの現行ノンデイトモデルであるRef.124060は、日付表示を持たないシンプルな構成で愛好家から根強い支持を受けています。
2020年のモデルチェンジで41mmケースにアップデートされ、114060の後継として登場しました。
流通数はデイトモデルより少ない傾向がありますが、希少性ゆえに中古市場では定価同等~やや上回る価格で推移しています。
最新の買取相場では、使用品で150万円前後、未使用品で160万円超の査定が付く例もあります。
定価(税込約140万円)と比較しても依然高めで推移しており、シンプルな「ノンデイト」が欲しい層から安定した需要があることが伺えます。
なお、実用性の面では日付なしゆえ管理が楽というメリットもあり、時計ファン以外にも124060を選ぶ方は少なくありません。
116610LN/グリーンサブ(LV)/LBなど人気モデルの相場比較
| モデル (型番) | 中古買取相場の目安 |
|---|---|
| サブマリーナ デイト 116610LN(黒・SS) |
約160万円前後 |
| サブマリーナ デイト 116610LV(緑・SS) |
約250~270万円前後 |
| サブマリーナ デイト 116613LN(黒・コンビ) |
約160万円台 |
| サブマリーナ デイト 116613LB(青・コンビ) |
約180万円前後 |
※SS=ステンレススティール、コンビ=ステンレス×ゴールドのコンビネーションモデル
上記のように、ステンレス製の黒(Submariner 116610LN)は安定した人気で堅調な相場を保ち、緑(Submariner 116610LV)は生産終了の希少性から突出した高値が付いています。
青サブ(116613LB)に代表されるコンビモデルは、華やかなデザインで根強い需要があるものの、ステンレスモデルほどのプレミアは付きにくい傾向です。
なお、Ref.116610LNと現行Ref.126610LNではケース径が40mmから41mmに変わりましたが、中古相場は両者で大差なく、状態や付属品次第では旧型の方が高額査定となる場合も見受けられます。
アンティーク・ヴィンテージ サブマリーナの価格動向
1950~70年代製造の初期サブマリーナや、プラスチック風防時代のモデルはアンティークロレックスとして近年価値が急騰しています。
例えばノンデイトの代表格であるRef.5513は、2015年頃には数十万円だった買取価格が2020年代には100万円超まで跳ね上がりました。
文字盤の仕様違い(ミラーダイヤル、メーターファーストなど)によっては150~180万円に達するケースもあり、わず数年で数倍の価格に高騰したことは特筆に値します。
その他、赤文字表記の入ったRef.1680通称「レッドサブ」や軍用モデル、COMEX刻印入りモデルなど、希少なヴィンテージ サブマリーナは数百万円以上の高額で取引される事例もあります。
ただし、ヴィンテージモデルの場合は状態やオリジナル度(パーツ交換の有無など)で評価が大きく左右されます。
傷みがあっても当時のオリジナル部品が保たれている方が評価が高い場合もあり、査定には専門的な知識が必要です。
総じて、アンティークのサブマリーナはコレクター市場の発展に伴い右肩上がりの価格傾向が続いており、「古いから安い」とは一概に言えない状況です。
サブマリーナを高価買取に導くポイントと査定のコツ

高額査定が期待できるサブマリーナの条件・ポイント
- 購入時の付属品が完備されている(化粧箱、保証書(ギャランティカード)、冊子、タグ、余りコマなど)
- 外装コンディションが良好(目立つ傷や打痕がない、ガラスやベゼルの破損がない)
- リューズやブレスレットの状態が良く、正常に動作している
- 人気・希少モデルである(限定色や生産終了モデル、高需要のリファレンスなど)
- 購入後あまり経過しておらず保証期間が残っている(現行モデルの場合)
- 改造や社外パーツ使用がなく、オリジナル状態が保たれている
上記の条件を満たしている個体ほど査定額は高くなります。
特に付属品の有無や状態は評価に直結し、保証書付きか否かで数万円以上の差がつくこともあります。
また、人気モデルであればあるほど相場自体が高いため、高額査定が期待できます。
付属品・状態・修理歴が買取価格に与える影響
【付属品の有無】 ロレックスの買取査定では、保証書(ギャランティ)の有無が非常に重要です。
真贋証明となる保証書が欠品している場合、数万円以上の減額が生じることも珍しくありません。
購入店舗の記載や日付入りの正規保証書が揃っていれば高評価に繋がります。
箱や冊子、タグ等も完備しているに越したことはありませんが、特に保証書の影響が大きい点に留意しましょう。
【時計本体の状態】 外装の傷や汚れ、部品の損耗具合も査定額に直結します。
目立つ傷がケースやブレスに多いと、その分買取後に業者で研磨(ポリッシュ)や部品交換が必要になるため、査定額からマイナス調整されます。
風防ガラスの欠けやベゼルのヒビ割れなどは減額要因となりますが、一方で軽微なスリ傷程度であれば査定担当者の判断でマイナスが付かないケースもあります。
新品同様に綺麗なコンディションであれば大きなプラス材料となることは言うまでもありません。
【オーバーホール・修理履歴】 直近で正規OH済み(オーバーホール済み)であれば稼働状態が良好な証拠となりプラス査定です。
ただし改造や社外部品による修理が行われている場合はオリジナル性が損なわれ、大幅減額または買取不可となる恐れもあります。
ヴィンテージ品では、あえて未研磨・未OHのままの方が評価される場合もあり、修理履歴の扱いはモデルによって異なります。
一般的にはメーカー保証期間内であれば修理歴はマイナスに作用せず、むしろ正常動作の安心材料として好意的に見られるでしょう。
相場変動のタイミングと売却戦略(今が売り時?)
ロレックス サブマリーナを高く売るには、相場変動のタイミングを見極めることも大切です。
基本的に市場相場が上昇している局面では売却好機となります。
近年では2022年前半がスポーツロレックス全体のピークでしたが、その後2023年にかけて調整が入り、現在は多少落ち着いたとはいえ依然高水準を維持しています。
2025年現在は「売り時か?」という問いに対して、多くの専門家が「まだ売り手市場が続いている」と指摘します。
高騰期から比べ若干の下げはあれど、過去と比較すれば十分高値圏であり、今のうちに売却して利益確定する判断も合理的と言えるでしょう。
一方、モデルによっては今後さらに相場が上がる可能性もゼロではありません。
特に生産終了が噂されるモデルや限定的なモデルの場合、タイミング次第では売却を待つことで値上がり益を得られるケースもあります。
逆に、新型発表直後や需給緩和のタイミングでは価格が下がる傾向があるため注意が必要です。
為替相場も見逃せない要因で、円安時には国内相場が上昇しやすく、円高に振れれば相場下落要因となります。
総合的には、現在のような高値安定期は売却の好機と言えますが、お持ちのモデルの動向やニュースを注視しつつ最適な売却時期を判断することが重要です。
高額買取を実現するための交渉・準備方法
- 事前に市場価格をリサーチ:自分のサブマリーナの大体の相場を把握しておきます。
時計専門店の買取価格表やオークション相場を調べ、予め目標価格帯をイメージしておきましょう。 - 付属品・状態のチェック:売却前に箱・保証書など付属品が揃っているか確認します。
時計本体も柔らかい布で軽く拭き、汚れを落として第一印象を良く整えます。 - 複数の業者に査定依頼:一社だけでなく複数の買取店から見積もりを取ります。
店舗への持ち込み査定やオンライン査定、ライン査定などを活用し、競合させることで最高値を引き出せます。 - 交渉のコツ:他社の提示額を伝えて交渉するのも有効です。
「〇〇万円なら即決します」と具体的な希望額を伝えることで、上乗せ査定を引き出せる場合があります。 - 売却タイミングの見極め:相場が上向きの時期を選ぶのはもちろん、自分のスケジュールにも余裕を持って交渉に臨みましょう。
時間に追われていると足元を見られやすいため、じっくり比較検討することが大切です。
以上の準備と交渉を行うことで、より納得のいく高額買取に近づけるでしょう。
ロレックス サブマリーナ買取の流れとおすすめ方法
店頭・宅配・LINE査定など買取方法の比較
- 店頭買取:店舗に直接時計を持ち込み、その場で査定・現金化できる方法です。
専門スタッフと対面で相談でき、即日支払いが受けられる安心感がありますが、店舗まで出向く手間がかかります。 - 宅配買取:宅配キット(梱包材)を取り寄せ、時計を送って査定してもらう方法です。
自宅から発送でき全国の業者に依頼可能で、複数社への相見積もりもしやすいです。
発送から入金まで数日要しますが、遠方でも高額査定の店を利用できる利点があります。 - LINE査定:スマホで時計の写真や情報を送信し、概算の見積もりをもらう方法です。
リアルタイムで簡単に相談でき、忙しい方にも便利です。
ただし正式な査定額は実物確認後になるため、LINE査定はあくまで目安と考えましょう。 - 出張買取:業者のスタッフが自宅等に来て査定・買取してくれるサービスです。
大量売却時や遠方で店舗がない場合に有用ですが、一部対応地域が限られる場合があります。
これらの方法には一長一短がありますので、ご自身の状況に合った手段を選びましょう。
買取専門店と一般店の違い・選び方
- 時計買取専門店:ロレックスなど高級時計に特化した専門業者です。
専門知識を持った査定士が市場価値を的確に見極め、高額査定が出やすい傾向があります。
自社で販売ルート(国内外の顧客ネットワーク)を持っていることが多く、中間マージンが少ない分オーナーへの買取金額に反映されやすいです。 - 一般のリサイクル店・質屋:ブランド品全般や多様な品目を扱うお店です。
専門店に比べ時計の専門知識が不足している場合があり、希少モデルの価値が十分反映されないリスクがあります。
また、再販ルートが限られ自社で捌けない場合は業者オークション頼みとなるため、その分買取額が低めに設定されがちです。
【どちらを選ぶべき?】 高価買取を狙うなら時計専門の買取店を選ぶのがセオリーです。
専門店はロレックスの最新相場にも精通しており、状態や付属品の価値も正当に評価してくれます。
身近に専門店が無い場合でも、宅配買取で全国の有力店に依頼できるため、まずは専門業者を検討すると良いでしょう。
安全・安心な買取業者の選び方とトラブル回避法
- 古物商許可の確認:業者が正式な古物商許可を取得しているかをチェック。
店舗やサイト上に許可番号の記載があるか確認し、無許可営業の業者は避けましょう。 - 実績と評判を重視:創業年数が長く、ロレックス買取の実績豊富な業者を選ぶと安心です。
口コミやレビューを参考に、トラブル報告のない信頼できる店舗か見極めます。 - 査定・契約内容の明示:査定額の内訳や支払いタイミング、キャンセル時の対応(返送費用負担など)を事前に確認。
不明瞭な点をうやむやにする業者は避け、契約書類を交わしてくれる業者を選ぶと安全です。 - 輸送時の保険・補償:宅配買取を利用する場合、輸送中の保険が適用されるか確認します。
高額商品の輸送事故に備え、十分な補償制度がある業者を選びましょう。 - 不自然に高すぎる提示に注意:相場とかけ離れた高額をちらつかせる業者には注意が必要です。
実物送付後に大幅減額する手口もあるため、極端な宣伝文句には惑わされないようにしてください。
これらの点を意識し、信頼できる業者かどうか見極めることで、大切な時計を安心して託すことができます。
無料査定・一括査定・全国対応サービスの活用ポイント
【無料査定は遠慮なく活用】 ほとんどの業者が無料で査定を行っています。
査定だけ依頼して売却を見送っても基本的に費用は一切かかりません。気になる業者があれば積極的に査定をお願いし、提示額や対応を比較しましょう。
【一括査定サービスを利用】 インターネット上には一度の申し込みで複数社から見積もりを取れる「一括査定」サービスがあります。
代表例として複数の時計専門店が競合入札して最も高い価格を提示してくれるサービスなどがあり、時間をかけずに最高値を見つけたい場合に便利です。
一括査定サイトを利用する際は、提携している業者の信頼性やプライバシー管理にも留意して選びましょう。
【全国対応の業者に注目】 近くに適当な買取店がない場合でも、全国対応の宅配買取サービスを使えば地方からでも都市圏の高額査定店を利用できます。
遠方の有名店でも宅配キットを取り寄せて発送すれば査定可能です。
送料・手数料が無料の業者を選べばコストを気にせず依頼できるので、所在地にとらわれず条件の良い買取先を探してみましょう。
参考にしたい国内外の買取実績・ユーザー事例

主要買取SHOP・専門店の最新価格事例
【国内の買取価格事例】
・サブマリーナデイト 126610LN 未使用品 : 約180~200万円
・サブマリーナデイト 126610LV(グリーン) 未使用品 : 約210~230万円
・サブマリーナ ノンデイト 124060 未使用品 : 約160万円
…現行モデルでも定価を上回る価格提示の例が報告されています。
また、Ref.16610(2000年代)の中古品で約130万円、Ref.116610LV(2010年代)の中古品で約260万円といった高額買取実績も見られ、
ここ数年の相場高騰ぶりを裏付ける数字となっています。
【海外での取引例】 香港やアメリカなど海外マーケットでもサブマリーナの需要は非常に旺盛です。
例えば香港の時計フェアではグリーンサブ(116610LV)の中古品が20万HKD超(約350万円相当)で取引された例もあり、
国内外ともに高水準の買取価格が維持されています。
高額買取が実現したケース集
【ケース1:購入価格を上回る売却成功】
数年前にロレックス正規店で約90万円で購入したサブマリーナ(Ref.116610LN)を、2022年の相場高騰期に売却した30代男性の例です。
複数店舗で査定を比較し、最終的に購入額を大きく上回る約150万円での売却に成功。
「まさか買った値段より高く売れるとは思わなかった」と驚きを語っています。
【ケース2:ヴィンテージモデルが予想外の高値】
実家に眠っていた1970年代製サブマリーナ(Ref.5513)を査定に出した60代男性の例では、
動かない状態ながらオリジナルの部品が揃っていたため約110万円の値が付きました。
「古いから二束三文かと思っていたが、専門店に持ち込んだら想像以上の評価となった」とのことで、
ヴィンテージ人気の高まりを実感したケースと言えます。
査定士インタビュー&プロのポイント解説
- ベテラン査定士・H氏のコメント:
「付属品の有無で査定額が数十万円変わることもあります。
ロレックスの場合、保証書の有無は特に重要で、箱やコマも揃っているに越したことはありません」 - 海外バイヤー・D氏のコメント:
「日本のロレックス市場は活発で、今の相場はグローバルに見ても高水準です。
サブマリーナはいつの時代も安定した資産価値を持つので、使わないなら高いうちに売却するのも賢明でしょう」
上述のように、プロの視点から見ても付属品の完備や状態維持、複数査定で競わせることが高額買取のカギであるとわかります。
今後の相場予測も踏まえ、自分のサブマリーナを売るか持ち続けるか、専門家の意見も参考に判断してみてください。
よくある質問Q&A~サブマリーナ買取疑問を解決~
相場情報はどこで確認できる?
ロレックスの買取相場は買取業者の公式サイトや価格表で確認できます。
大手買取店のウェブサイトには主要モデルの参考買取価格が公開されていたり、時計専門店のブログで最新相場が報告されています。
また、一括査定サイトや時計専門誌・専門WEBメディアでも相場特集が組まれており、自分のモデル名で検索すればおおよその市場価格を把握できます。
最も確実なのは実際に複数の業者に査定を依頼することで、自分の個体に対する具体的な買取提示額を知る方法です。
新品と中古、どちらが高く売れる?
基本的には新品未使用の方が高く売れます。
購入直後でシールが付いたままの未使用品なら「未使用扱い」となり、中古より数%〜1割ほど買取価格が上乗せされる傾向です。
ただしサブマリーナのように需要が高いモデルでは、中古品でも定価以上の値が付く場合もあります。
実際、わずかに使用した程度の極上品と未使用品とで買取額の差は僅少です。
要は状態次第で、中古であってもコンディションが良ければ十分高額売却が可能です。
査定依頼・見積もりは本当に無料?手数料は?
ほとんどの買取店では査定は完全無料です。
店舗での見積もり、宅配キット送料、キャンセル時の返送費用まで無料対応としている業者が大半です。
提示額に納得いかず売却を見送っても費用を請求されることは基本的にありません。
成約した場合も買取店側で利益を乗せて再販する仕組みのため、手数料等が差し引かれることなく提示額がそのまま受取額になります。
※ごく一部で例外もありますので、念のため事前に料金体系を確認すると安心です。
故障品・修理歴ありでも買取OK?
はい、動かない時計や故障品でも買取してもらえます。
ロレックスは資産価値が高いため、不動品でも部品取りや修理前提で多くの業者が買取対応しています。
たとえばガラス割れやリューズ不良、長年オーバーホールしていない個体でも、状態に応じて価格を付けてもらえます。
修理歴がある場合も、基本的には正規パーツで修理されていれば問題なく買取可能です。
ただし改造品や真贋不明の場合は買取不可となるケースもあるため、事前に店舗に相談してみてください。
まとめ:ロレックス サブマリーナを納得価格で売るコツ
ロレックス サブマリーナの買取相場はここ数年で大きく上昇し、現在も高水準を保っています。
大切な愛用時計を納得価格で売却するには、以下のポイントが重要です。
- 市場動向を把握し売り時を見極める(高値安定期を狙う)
- 付属品や状態を整え、査定前にできる準備を万全に
- 複数の査定を比較して最高値を提示する業者を選ぶ
- 実績豊富で信頼できる買取店に依頼し、トラブルを避ける
サブマリーナはブランド力・人気ともにトップクラスのため、適切に対応すれば満足いく価格での売却が十分可能です。
本記事の情報やプロのアドバイスを参考に、ぜひ後悔のないベストな取引を実現してください。
